九月特別事業授賞式

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委員長  勝木 征史

 

     【事業の様子】

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【参加対象者及び人数】

537名

一般市民           411名

正会員            125名

シニアクラブ会員(直前理事長)  1名

 

【事業内容】

オープニングステージ

昨年の芸術部門受賞者であり、DJとしての夢を実現されてきたDJ TAMA 氏と札幌からストリートダンスの全国大会に幾度と出場し、今後ダンス界を牽引するであろうMAME 氏(カンタービレ)、さらに、現在夢に向かって日々努力しているキッズダンサーたちにコラボレーションしていただき、華やかにオープニングステージを飾っていただくことで夢をもって行動している「ひと」たちの魅力を感じていただきました。

第一部 九月特別事業授賞式(部門賞)

.特別賞+部門賞(5部門)

各部門エントリー者をスクリーンに投影し、多くの夢と行動力をもったひとが札幌には存在することを市民に伝えた後、各部門賞受賞者を発表・表彰しました。

 ⅰ.特別賞         NPO法人スペシャルオリンピックス 日本・北海道 様

.「衣」部門賞  日下 功二 様

.「食」部門賞      市川 暁久 様 

.「住」部門賞      阿部 晋也 様

.「芸術」部門賞     佐々木 忍弥 様

.「社会・文化」部門賞  奥芝 洋介 様

.授与者

.特別賞の授与者は、SAPP‿RO AWARDの主催者代表である、(一社)札幌青年会議所 第64代理事長 田﨑 秀明 君に授与していただきました。

.部門賞は長谷川 演 氏(第1回大賞受賞者)から授与していただきました。

.特別賞・各部門賞授与

.総合司会の北川 久仁子 様より特別賞・部門賞受賞者の発表を行い、各授与者から、特別賞・各部門賞受賞者へ楯を授与していただきました。また、部門賞受賞者の経歴や活動内容をスクリーンに投影いたしました。

.各部門の受賞者が登壇し、受賞、スピーチ、降壇するまでの様子をビデオ撮影し、受賞者一人ひとりの表情や活躍を映像として記録しました。

.大賞選考

.総合司会北川 久仁子 様より、大賞選考方法の説明をしていただき、トークライブ前にご記入いただいた投票用紙を客席の10つのブロックに分け人員を配置して回収し、集計しました。

.受賞者の日頃の活動内容及び活動にかける想いをまとめたプレゼン映像を事前に制作し、当日投影することで、来場者の投票材料としていただくと共に、受賞者の活動や魅力に共感していただきました。

第二部 九月特別事業フォーラム

トークライブ

Dream a bigger DREAM

~もっと大きな夢を見よう~

武田 修宏 氏・前園 真聖 氏(インタビュアー:大西 純一 氏)

両氏とも、サッカー選手として、オリンピック代表や日本代表に選出され、これまで夢を実現され、現在は、日本サッカー協会アンバサダーとしてサッカー普及活動にも力を入れております。また、指導者としての活動も視野に入れており、夢を実現されてきた経験や今後、指導者として夢を与えていく担い手として夢をもって行動することの大切さや夢を実現する力についてご講演いただきました。

第三部 大賞授与

.大賞

SAPP‿RO AWARD大賞 「社会・文化」部門   奥芝 洋介 様

.授与者

SAPP‿RO AWARD大賞の授与者は武田 修宏 氏、前園 真聖 氏にお願いし、大賞受賞者を参加者全員でお祝いすると共に、受賞者と参加者が感動に包まれるステージを演出いたしました。

.エンディングアクト

札幌出身のシンガーソングライターで夢をもち続け実現させたRihwa 氏にミニライブを行っていただき、迫力あるステージ、光と音の演出にて来場者に感動を与え、華やかなエンディングを演出できました。また、今回の九月特別事業授賞式のために「夢と行動力をもったひと」をテーマに作詞・作曲していただいたテーマソングを、受賞された方々や市民の皆様へ向けて歌っていただきました。

 

【本年度の工夫と期待される効果】

(1)武田 修宏 氏と前園 真聖 氏に夢を実現させるために、日々目標に向けて修練してきた実体験をお話していただくことで、市民の意識喚起につなげると共に、ひとの活力とまちの魅力による夢溢れる札幌を実現します。

(2)受賞者が市民の前で表彰され、自信と誇り及び今後の活動にさらなる意欲をもつことで、ひとの活力とまちの魅力による夢溢れる札幌を実現します。

(3)まちのために、日々頑張っているひとを知ることで、札幌の未来に期待感をもち、ひとの活力とまちの魅力による夢溢れる札幌を実現します。

(4)部門賞発表時に、各部門のノミネート者を映像で流すことで、落選された方たちにもスポットが当たるようにし、今後の活動にさらなる意欲をもたせ、ひとの活力とまちの魅力による夢溢れる札幌を実現します。

(5)現在、夢をもって行動し実現させ、さらなる夢に向かって行動しているRiwha 氏にエンディングアクトでミニライブを行っていただくことで、市民の意識喚起につなげると共に、ひとの活力とまちの魅力による夢溢れる札幌を実現します。

 

【事業目的に達した点】

(1)一般来場者によるアンケートの結果、Q5.Q8.Q13.において、多くの市民から肯定の回答をいただきました。本事業を通じて、夢と行動の大切さを理解していただくと共に、意識喚起につなげたことにより、夢と行動力をもった「ひと」がもつビジョンや活動に共感した市民の輪を広げ、ひとの活力とまちの魅力による夢溢れる札幌を実現することができました。

(2)JCメンバーによるアンケートの結果、Q5.Q8.Q13.において、多くの市民から肯定の回答をいただきました。本事業を通じて、JCメンバーが、夢と行動力をもった「ひと」に焦点を当て、「ひと」がもつビジョンや活動に共感した市民の輪を拡げるために、率先して行動する意識を高めることができました。

(3)Rihwa 氏に、夢と行動力の大切さをテーマに、SAPP‿RO AWARDのテーマソングを作詞作曲していただき、受賞者及び来場者に向けて歌っていただくことにより夢と行動力をもった「ひと」がもつビジョンや活動に共感した市民の輪を広げ、ひとの活力とまちの魅力による夢溢れる札幌を実現することができました。

 

【事業目的に達しなかった点】

Q16.において、一般来場者の半数以上の方々に否定的な回答をいただきました。事業を通して、夢をもって行動することの大切さを理解していただけましたが、自らがステージで表彰されたいという想いまでは意識を喚起することができませんでした。

【実施上の問題点】

(1)各会議・委員会へのご協力の指示系統など細かい部分が明確になっていない点があり、会場内誘導や受付周辺で円滑な対応を行うことができませんでした。

(2)チラシに入場無料と記載しておりますが、駐車料金まで無料と考えられた一般の参加者がおり、説明を必要とする場面がありました。

(3)審査委員会の経過報告について、北海道フットボールクラブの担当者とは打合せをしていましたが、野々村審査委員との打合せを行えませんでした。また、経過報告台本の紙出しが直前となり、読み込みが足りず、経過報告が円滑に行えませんでした。

(4)事前のリハーサルは何度も行っておりましたが、一部当日の変更が発生し、授賞式リハーサルに時間がとられ、スケジュール通りのリハーサルを行うことができませんでした。

(5)各会議・委員会メンバーに対し当日設営側のお手伝いをいただいた結果、メンバーからのアンケート回収率の低下につながりました。

(6)事前登録受付・当日受付と入場ゲートを分けておりましたが、事前登録がされているのかを確認する手段としてお客様よりお名前をお聞きし、事前受付名簿で確認を行いチェックする形を取った結果、事前登録受付にてお客様を待たせる場面がありました。

(7)舞台転換の際に、退席される来場者が多く見受けられました。

(8)駅から会場までの距離が遠く、事前登録数に対し、約半数の来場者数となってしまいました。

(9)配布したアンケートの参加者に記入をいただく設問で、空欄での提出が見られました。

(10)本事業の主役とも言える受賞者が当日参加できず、代理の方による参加となりました。

(11)事業閉会時間が当初の予定より15分経過しての閉会となりました。

(12)有限会社ズノーネットワークス 代表取締役 岩田 圭悟 氏は撤収作業があり、アフターパーティーには参加できないと考え、ご案内状を送付しておりませんでした。

(13)プレスリリースの投函を忘れており、事業開催2日前の投函となってしまいました。

(14)抽選会にて、途中退席された方の番号が続いて出てしまいました。

 

【次年度への引継ぎ事項】

(1)各会議・委員会に対して、しっかりと作業の内容を把握できるマニュアルを作成し、事前の段階で周知・徹底をする必要があります。

(2)チラシには入場無料の記載以外に、駐車場は有料となる旨の記載が必要です。

(3)審査委員など当日ステージにて発表していただく方々と綿密な打合せを行うと共に、事前に台本の紙だしを行い、十分に読み込みを行っていただく必要があります。

(4)現地リハーサルについて、当日のリハーサルだけではなく、事前リハーサルを検討する必要があります。

(5)各会議・委員会に対し、お手伝いいただく時間帯、作業内容を事前に周知・徹底する際に、合わせてアンケート記入の時間や必要性も伝え、アンケート記入を促す必用があります。

(6)事前登録の際、登録した方には入場券を事前にお送りするなど、会場に来た際のスムーズな受付ができる仕組みを検討する必要があります。

(7)舞台転換の際に、途中退席される方が出ないような工夫をする必要があります。

(8)会場について、来場者の利便性を高めるために、公共機関より近い会場を選定する必要があります。

(9)アンケートについて、参加者が記入しやすい設問、構成に工夫する必要があります。

(10)受賞者には当日の表彰式には参加していただけるように、募集時からお伝えする必要があります。

(11)全体的なタイムスケジュールの検討、授賞式の流れを検討する必要があります。

(12)アフターパーティーへのご案内状は、参加の有無に係らず送付する必要があります。

(13)事前準備において、スケジュール管理表を作成すると共に、スタッフ全員で進捗状況の確認をするなど、確実に行うように工夫する必要があります。

(14)抽選会を行なう場合は、途中退席された方の番号を把握するなど、円滑に進行できるように工夫する必要があります。

 

【総括】

当委員会では、札幌青年会議所の数少ない継続事業であり、LOMの一大事業であるSAPP‿RO AWARDの授賞式を担当させていただきました。議案を作成する中で、どのような内容にすれば、夢と行動力の大切さを伝え、市民の行動意欲を高めることができるのかと悩み、委員会で何度も打合せを重ね、実際に夢を叶えてきた武田 氏、前園 氏と現在夢を叶えつつあるRihwa氏をゲストとしてお招きすることとしました。また、集客においても、どのように広報活動を行えば、多くの市民に伝えることができるのかと考え、24時間テレビと併せ、市街地でのチラシ配りなども行ってきました。そして、当日は悪天候の影響もあり、来場者数は目標まで及ばなかったものの、各授賞者の活動を伝え、表彰することで、受賞者本人に感動を与えると共に、来場者の心を動かす事業を開催することができました。当事業において、各会議・委員会の皆様から、集客から当日の設営まで、様々なご協力をいただいたおかげをもちまして、来場者に対し、夢と行動力の大切さを伝え、自律したサッポロの実現に向けた行動意欲を高めることができました。今後も、多くの夢と行動力をもった「ひと」を増やし、まちの未来を明るいものとしていくために、SAPP‿RO AWARDの価値を高め、多くの市民へと伝えていけるよう、前年度より引き継いだバトンを次年度へと継承していきたいと考えます。本当にありがとうございました。