第2回財政・規則審査会議公開会議事業報告
議長 鏡 庄吾
【参加対象者及び人数】
対内参加者:正会員 107名/201名(計画比53.2%)
:シニアクラブ会員 0名/ 1名(計画比 0%)
:合計 107名/202名(計画比53.0%)
2015年度 第1回財政・規則審査会議公開会議
108名/202名(計画比53.4%)
【事業内容】
(1)開催当日の進行内容
入会年度の浅いメンバーがわかりやすく、楽しい雰囲気で進行できる演出を行い、今後の活動意欲を高める内容といたしました。
①コメンテーター
組織運営の要として、透明性と信頼性の構築に努められた専務理事経験者の佐藤理事並びに奥山理事と現職の小田専務理事にコメンテーターとして参加いただきました。両理事には実演形式による質問、及び新入会員からの質問にお答えいただきました。小田専務理事には、進行の中で両理事の質問に対する回答や想いを踏まえ、それぞれの質疑をメンバーにわかりやすくご説明いただきました。
②内容
Ⅰ.オープニング映像
財政・規則審査会議での厳正な運営・審査などガバナンスを強化する一方で、メンバーが札幌青年会議所の歴史の中で構築された価値観を認識し、規範意識を高める必要があることを映像で喚起いたしました。
Ⅱ.テーマ実演トーク
当会議メンバーによるJC活動の様々な場面を実演し、普段、不思議に思っている価値観について迫りました。
Ⅲ.事前アンケートによる質疑応答
事前アンケートで集めた質問内容から、新入会員より両理事に直接、質問していただきました。質疑を通してテーマ実演トークで取り上げた以外の価値観に迫りました。
Ⅳ.各議長・委員長発表「組織への誇り継承リレー」
事業実施前に、本年度の各議長・委員長の入会時の委員長と、その委員長の入会時の委員長と多くの歴代の委員長に次々と面談していただき、「当時の志・守りたかった価値観・組織への誇り」を新入会員と共にインタビューを行う各議長・委員長発表「組織への誇り継承リレー」を行いま した。インタビューを通して、各会議・委員会で映像やPPTなどでアレンジしていただいた内容を各新入会員より発表していただきました。また、各議長・委員長にもそれぞれの「組織への誇り」について発表していただきました。
③議長総括
第1回、第2回財政・規則審査会議公開会議を通して、規範意識の重要性を認識していただくことが、透明性と信頼性を高める組織環境の構築には不可欠であることを総括し、メンバーの活動意欲を高めました。
【本年度の工夫と事業実施による効果】
(1)現職の小田専務理事と専務理事経験者の佐藤理事、奥山理事にコメンテーターをお願いすることで、代々続いている志や守るべき価値観の認識を深め、組織への誇りを醸成し活動意欲を高めることができました。
(2)新入会員が札幌青年会議所の活動の中で、不思議に思っていることをコメンテーターの率直な意見を通して理解することで、札幌青年会議所の歴史の中で構築された価値観の認識を深め、組織への誇りを醸成し活動意欲を高めることができました。
(3)各議長・委員長発表「組織への誇り継承リレー」では、新入会員とシニアクラブ会員との面談を個性溢れる発表としていただき、各議長・委員長よりいまの想いを「組織への誇り」として発表いただくことで、全メンバーが想いを共有し組織への誇りを醸成し活動意欲を高めることができました。
【運営上の問題点と今後の課題】
(1)組織への誇り継承リレーでは、円滑な進行ができるよう、各会議・委員会に発表に関するガイドラインを周知しましたが、各会議・委員会の発表方法や時間にばらつきがあり予定時間を超過しました。
(2)コメンテーター3名との事前の調整は行っていたものの、当日は、各設問に対し想定していた予定時間を超過しました。
(3)コメンテーター略歴に記載の誤りがありました。
【総括】
第2回財政・規則審査会議公開会議では、メンバーが札幌青年会議所の歴史の中で構築された価値観の認識を深め、組織への誇りを醸成し活動意欲を高めることを目的として開催させていただきました。コメンテーター3名に各テーマ実演トークで、普段、不思議に思っている価値観について迫り、事前アンケートによる新入会員が疑問に思った質疑応答においても両理事よりメンバーにわかりやすくご回答いただくことができました。組織への誇り継承リレーでは、事前に各議長・委員長と共に新入会員が取材をすることで、懇親を深めるきっかけとなり、大変貴重なお話をいただくことができました。そして、各会議・委員会がオリジナリティ溢れる発表をすることで、本公開会議参加のメンバー一人ひとりが「組織への誇り」を共有することができました。第1回、第2回財政・規則審査会議公開会議を通じて、LOMの規範意識の重要性についての認識を高めることができました。これに加え、札幌青年会議所がこれまで継承してきた社会を変える崇高な志など運動面に関する内容についても焦点を当てることができれば、より良い事業になったものと考えます。