第1回財政・規則審査会議公開会議事業報告
議長 鏡 庄吾
【参加対象者及び人数】
対内参加者:正会員 107名(参加率 53%)
:シニアクラブ会員 1名
:合計 108名
【事業内容】
(1)開催当日の進行内容
①プレゼンテーション
財政・規則審査会議が審査を行う前提として、まずはメンバー各自が青年会議所の意義や目的を十分に理解し、JAYCEEとしての資質の向上に努め、規範意識の重要性について認識を高める必要があります。そこで、今回の近藤先輩の講話を資質向上と規範意識の重要性を認識する機会にしていただくことを、メンバーの皆様にご説明しました。
②講師による講話
Ⅰ.講師
青年会議所活動において数々の輝かしい実績を有している近藤先輩から、多くの経験に基づく講話をいただきました。
Ⅱ.内容
ⅰ.青年会議所が日本国内で産声を上げてから現在に至るまで
ⅱ.青年会議所が存在し続ける意義と目的
ⅲ.JAYCEEとしてこれからどんな価値観を大切にすれば良いか
③講師と田﨑理事長の対談
田﨑理事長との対談を通じて青年会議所の意義や目的を掘り下げていただきました。
Ⅰ.今の時代に求められる青年会議所の役割とは
Ⅱ.青年会議所の可能性について
【本年度の工夫と事業実施による効果】
青年会議所活動において数々の輝かしい実績を有している近藤先輩から、多くの経験に基づく講話をいただくことにより、青年会議所の意義や目的への理解を深め、先輩諸氏が培ってきた志を継承することで、JAYCEEとしての資質の向上を図り、規範意識の重要性について認識を高める端緒とさせていただきました。
【運営上の問題点と今後の課題】
運営上の問題点
(1)当日配布する資料の把握が不十分であったため、開催中に資料を用意することになり、配布の際に時間を要する場面が生じました。
(2)施設の都合上、閉会後すぐに会場から退去しなければなりませんでしたが、懇親会場への講師のアテンドなども含めた閉会後の必要作業について、検討が十分ではなかったため、会場の撤収作業が慌ただしいものとなってしまいました。
(3)近藤先輩に用意していただいた映像の一部が、昨年度の北海道地区協議会での事業説明会の映像と重複してしまった部分がありました。本公開会議は全メンバーを対象としたため、参加者の一部が同様の映像を視聴してしまうことになりました。
(4)会場内の配置の都合上、近藤先輩には会場前方の入口を入場口としてご入場いただきましたが、メンバーに対し、近藤先輩の入場口を事前に周知していなかったため、メンバーが後方から入場するものとして、後方を向いて拍手し、お迎えをしてしまう場面が生じました。
(5)近藤先輩が退場される前に行う最後の挨拶について、どのような形式が適正であるかを十分に検討しなかった結果、事業当日に締めの挨拶を謝辞に変更することになり、混乱を招いてしまいました。
【総括】
第1回財政・規則審査会議公開会議では、メンバーに青年会議所の意義や目的を理解していただき、歴史の中で培われてきた志、伝統など規範意識の重要性についての認識を向上させることを目指して実施しました。大阪よりお越しいただいた近藤先輩からは、本公開会議の目的に沿った貴重なお話をいただきました。特に、大阪での世界会議が開催された際の裏話やダライ・ラマ法王14世を招聘した際のエピソード、世界という視野で見たときのJC活動、日本の青年会議所が大事にしてきた伝統などを交えたお話は、様々な青年会議所活動を経験された近藤先輩でしか語れないものであったと思います。また、理事長との対談は、青年会議所の意義や目的に対する理解を深める又とない機会となりました。