SAPP‿ RO AWARD事業報告(札幌の魅力発信委員会)

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札幌の魅力発信委員会 委員長 伊藤 龍平

【担当内容】

夢をもって行動している札幌の新しいヒーローが生まれる瞬間であるSAPP‿RO AWARDを感動に包まれたステージとするため、全体の映像や照明の工夫をはじめ、本事業の目的に沿ったゲストによるミニライブを行い、斬新かつ華やかなステージを演出することで、受賞者と参加者に高揚感と期待感をもっていただく内容で進行いたしました。

 

①開会前 ブルーアース基金助成金給付事業 助成金授与 

今年度のブルーアース基金給付事業受給団体へ助成金の授与を行ないました。(一社)札幌青年会議所現役メンバーに参加いただき、助成金の授与は(一社)札幌青年会議所 第63代理事長 池﨑 潤 君より目録の贈呈を行い、受賞団体代表者よりご挨拶いただきました。

②部門賞(5部門)+大賞

(1)「衣」部門賞~※該当者なし

(2)「食」部門賞~イデ ゴウ 氏  (賞授与者~里谷 多英 氏)

(3)「住」部門賞~長谷川 演 氏  (賞授与者~里谷 多英 氏)

(4)「文化」部門賞~神林 環 氏  (賞授与者~曽田 雄志 氏)

(5)「芸術」部門賞~岩谷 圭介 氏 (賞授与者~曽田 雄志 氏)

(6)特別賞~穴澤 剛志 氏     (賞授与者~池﨑理事長)

(7)SAPP‿RO AWARD大賞~「住」部門賞 長谷川 演 氏 (賞授与者 九重親方)

③ミニライブ

(1)地元を強く愛し、夢をもって行動され活躍しているRake氏のミニライブを行い、来場者の方々に高揚感と第二部授与式への期待感をもっていただきました。

(2)札幌在住時に夢をもって地道に活動し、全国デビューを果たした住岡梨奈氏のミニライブを行い来場者の方々に高揚感と大賞発表へ期待感をもっていただきました。

④SAPP‿RO AWARDエンディング映像

上田市長より受賞者への祝福のメッセージと受賞者のような魅力あるひとの活躍を多くの市民に発信し、魅力あるひとを目標に耀く夢と行動力をもったひとが溢れることで、地域を動かし発展するちからになることと来場者に提唱いたしました。

 

【本年度の工夫と効果】

(1)本事業で札幌の魅力ある「ひと」を発信し、「ひと」の魅力によりまちが輝くことを提唱することで参加者に「ひと」の力による新たなまちの魅力を生み出す意識を高めることができました。

(2)参加者が、受賞者の活躍を知ることで、受賞者への応援、受賞者への憧れ、自身の目標が明確になるなど、本事業が「ひと」と「ひと」、「ひと」と「地域」につながりが生まれる機会を参加者に提供することができました。

 

【問題点と今後の課題】

(1)札幌青年会議所所有のインカムが会場の大きさに対応しきれず通信が届かないため、責任者からの指示が伝わらず、対応が遅れた場面がありました。

(2)上田市長の入り時間が遅れたことから事業開始時間が予定よりも遅れてしまいました。

(3)会場使用を申し込む段階で検討して確保していた控室ですが、予定以上に控室を使用する場面があり確保していた部屋数では不足するといった事態が生じました。

(4)アンケートの項目を増やしたことで細かな検証結果を得ることができましたが、JCメンバーが記載したかどうかを判別できるようにしていなかったため、対内事業目的を達成できたかの確実な検証を行うことができませんでした。

(5)十月特別事業はLOMが一丸となりその運営を行う必要があるため、各室及び委員会には事業計画において、「十月特別事業への参画」として付託しておりましたが、LOM全体で実施した事業としては対内参加率が低めの結果となりました。

(6)受付前後の誘導方法や人数の集計方法、天候に応じた対応など、細かな内容が受付担当委員会に周知しきれず、会場内誘導や事業終了後の集計作業に影響がでました。

(7)受付で分かれて入場する流れではありましたが、受付通過後、ロビー内にまとめて入ってきた来場者が一般か関係者かの区別ができなくなり、再度確認させていただいてから誘導するという場面がありました。

(8)撮影禁止のファンクションの時に撮影しようとしていた来場者に注意する際、通路から遠くに座っていた人の所までは行くことができず、注意できなかったという場面がありました。

(9)会場の大きさから配置する人員の数も多く必要であったため、一人の作業量を原則一つとして各自の持ち場に専念できるようにしていましたが、担当者によって時間が空いていたひと、対応に追われて他の来場者の対応ができなかったひとなどばらつきが生てしまいました。

(10)上田市長にコメントをいただく場面が二度ありましたが、内容が重複する場面がありました。

(11)前方の関係者席に空席が目立つ状況になりました。

(12)アンケートにも記載されていましたが、参加していた子どもたちが長時間座らせているのはかわいそうだ、子どもも含めて周囲の私語がひどかったという意見がありました。

(13)SAPP‿RO AWARDの主役である部門賞と特別賞の受賞者には、当日は必ず参加いただく確認をしておりましたが、「食」部門賞受賞者 イデ ゴウ氏におかれましては、仕事上の都合で代理人が出席することとなり、受賞者本人全員が参加するがとができませんでした。

(14)5名のミスさっぽろ雪の女王(歴代受賞者)に、入場時にデザインバックの配布をお願いするとともに、部門賞受賞者の先導やマイクの受け渡しなどステージ上でのアシスタントをお願いしてありましたが、仕事の都合で当日のリハーサル時間に全員が参加することができず、授与式直前まで説明と指示に追われ混乱いたしました。

(15)部門賞受賞者へ大賞を受賞した場合のスピーチ時間をしっかりと伝えていなかったため、予定時間よりスピーチが長くなり、閉会時間が遅れる原因となりました。

(16)来場者向け冊子に北海道知事 高橋 はるみ 様と札幌市長 上田 文雄 様の挨拶文を掲載する予定でありましたが、審議通過後に挨拶文をそれぞれに依頼したため、冊子の印刷に間に合うことができず、差し込みでの対応となりました。

(17)各賞を授与する際に、九重親方と里谷多英氏が受賞者に対し、お祝いのメッセージが少なかったとのご意見を多くいただきました。

(18)各受賞者を発表した際に受賞した経緯を知りたかったとのご意見を多くいただきました。

(19)ミニライブ出演者や授与者から一般的なイベントよりも出演までの待機時間が長いとのご意見をいただきました。

 

【総括】

 SAPP‿RO AWARD授与式にはさまざまな立場で活躍されている方々のお力をお借りし、華やかな舞台で受賞者を表彰することができました。受賞者には、自身の活動に誇りをもち、今後の活躍へのステップとしていただくことができたと感じておりますし、来場された一般市民の皆様には、新たなヒーローが生まれる瞬間に立ち会っていただくことで、札幌にはまだまだ魅力あふれる「ひと」が多くいることを実感していただけたと感じております。また、受賞者の5名に加え、ゲストライブの2名に関しても、地道に頑張ってきた印象を受け、これからもっと有名になっていく可能性を感じたとのご意見をいただいており、SAPP‿RO AWARDの趣旨に合致した人選であったと思っております。

 準備段階から当日の設営まで、ご協力いただいたすべての方々と、一緒に作り上げてきた同志へ感謝を申し上げます。

 今後も本事業が継続し、札幌のまちがひとの魅力で輝くことを祈念いたしまして、総括とさせていただきます。