JAYCEE拡大・交流委員会

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委員長 小田 祐司

 

【会員拡大について】

 

 今年は国際アカデミーという大事業がありましたが、全国的にメンバーが減り続けているにも関わらず、2年連続で純増している札幌JCで、会員拡大の火を燃やし続ける事が使命だと思いました。会員拡大には2つの軸があると思います。一つはメンバー自身の魅力を外部に発信し、「こういう人になる為に、こういう人と知り合う為に、こういう人達とともに人生を燃やし尽くす為に札幌JCに入りたい」と多くの人に思わせ、主体的に入会する人を増やすという理想論の部分。そしてもう一つが、札幌を拠点にする青年経済人を区別する事なくすべて巻き込み、青年会議所の理念や学びの中で、多くの人々を幸せに導く素晴らしいリーダーになる変化を起こす。無理矢理でも巻き込んでいくという強引なリーダーシップを発揮する部分。しかし、これには青年会議所への入会は、絶対的に素晴らしいことで絶対的に正義であるという強い信念が必要です。「自分は入ってよかった。」と心から言える必要があります。もし、メンバー一人ひとりがその気概と情熱を持つ事が出来れば、会員拡大の委員会が必要のない、真に強く、大きな影響力と推進力を持つ組織になると思います。

 一つ反省点は、委員会によってまったく会員拡大運動を行ってもらうことが出来なかったことです。これは、各委員長が悪いのではなく、スタッフを張り付ける等工夫をこらし、各委員会が主体性をもって各々の委員会の担いとして拡大運動を行うという、全体の機運を高めることができなかったことが原因だと考えています。

 

【組織活性化会議について】

 

 組織活性化会議では、メンバー自身の魅力を外部に発信し、「こういう人になる為に、こういう人と知り合う為に、こういう人達と共に人生を燃やし尽くす為に札幌JCに入りたい」と多くの人に思っていただき、主体的に入会する人を増やすという理想論の部分を担いました。

 JCでとても大切な上下関係の部分は外部から見ると誤解を招く恐れがあると考え、極力フラットな関係で一青年経済人として自分たちのコミュニティを拡げる事を主目的としました。札幌に住む青年経済人の方々は、社団法人札幌青年会議所に入会するかどうかは別として、メンバーに大変興味をもっているという事がわかりました。入会するには金銭面、時間面でハードルがあるが、社団法人札幌青年会議所のメンバーとはビジネス面でも、人脈面でも興味があります。

 今年のような、入会させる事を主目的とせず、青年会議所の枠を超えて人脈を拡げる事を主目的にした異業種交流会を数多く行う事で、社団法人札幌青年会議所メンバーと触れあう機会が増え、そのバイタリティーやスキル、根本的な人間の魅力に気づき、入会に繋がるだけではなく、青年会議所のファンをも創出する事が出来たと考えております。次年度以降に繋がる多くの種まきができました。

 公式行事ではない中、メンバーを引き連れて参加いただいた委員長の皆様に感謝申し上げます。次年度以降も積極的に色々な異業種交流会を行い社団法人札幌青年会議所メンバーの魅力を伝播していくべきです。

 

【最後に】

 

 本年国アカがあったこともあり、前半はほとんど情報が集まりませんでした。このまま行くと10名にも満たない拡大数になるという危機的状況であった7月から、一気に純増に持ってくることができたのも、当委員会の優秀でかけがえのないスタッフ・メンバー・新入会員、そして大きな事業が終わって疲弊している中で旗を振り続けてくれた役員・委員長の皆様をはじめメンバー全員のおかげです。そしてなにより厳しくも優しく、いつも細かいところまで気に掛けていただき、導いていただいた直属の川口副理事長、村太室長には感謝の言葉しかありません。

 今年、多くの人にJCの魅力を語る中で、JCの本当の魅力に気づいたのは自分自身でした。自分が所属する組織、会社、家族、仲間を肯定出来る人生というのは最高に幸せです。最後にこの重要な担いを与えていただいた林理事長をはじめ役員の皆様に心から感謝いたします。委員会メンバー一同、最高の経験をさせていただきました。ありがとうございました。