姉妹JC(韓国・東大邱JC)交流報告
日 時 2012年10月25日(木)~27(土)
場 所 大邱インターナショナルブルゴエクスコ会議室
担当委員会 渉外委員会
【公益性に関わる事項】
(1)「公益目的事業」該当項目:
15.国際相互理解の促進及び海外の地域に対する経済協力を目的とする事業
(2)上記の項目を実現する事業実施において注力する点
国際相互理解を目的とした姉妹JC会議を通じて、今後の交流が継続的且つ発展的なものになるように
相互の協力体制の構築を目指します。
【参加対象者及び人数】
参加対象者総数 37名
内訳
札幌青年会議所正会員 10名
東大邱青年会議所正会員10名
歴代会長会 10名
特友会(OB会) 7名
【事業内容】
①40周年記念式典について
Ⅰ.40周年記念式典の開催について、従来どおりの申し合わせ事項により“0”のつく年は、記念式典開催
及びレセプションの企画・設営は札幌青年会議所で企画・運営し、札幌にて開催いたします。
また、レセプションは現役及び特別会員でそれぞれに開催する事とし記念式典は合同で行う事とします。
レセプションと、記念式典は2日間で開催する事を予定しており、東大邱歴代会長を含め10名程度、
現役メンバーで5~6名程度が来札されます。家族で開催するプログラムについてはお互いに実施すべきか
を含め、再検討を申し合わせ事項にいたします。
②未来に向けての交流について
Ⅰ.2007年より継続して実施している交流事業である、ケソン小学校と山の手南小学校の交流について
課題があります。山の手南小学校が、公立小学校であるため、担当者・校長先生が変更になり引継ぎ
出来ていない事があり、交流にあたり意思疎通が取れない状況がおきました。この対策として、
我々JCが、今後改めて現状を確認し、引継ぎ事項について円滑に実施できるようなサポートをする
必要性があります。また、この40周年を機にこの2つの学校の事業だけでなく、別の事業をもっと大きな
規模で子供達が交流できる事業の展開を視野に入れ、新たな事業が出来るかをお互いに検討します。
【事業実施による効果】
(1) 姉妹JC会議を通じて、長年に亘り深めてきた親交と友情を確認できた事で、今後の交流が継続的且つ発展的なものになるような相互の協力体制を構築いたしました。
(2)姉妹JCとして、相互理解を更に深め継続的且つ発展的な交流ができました。
【運営上の問題点】
(1)40周年の記念レセプション、記念式典開催内容の綿密な打ち合わせの必要性を事前に東大邱青年会議所との事前打ち合わせができるように早期に内容を確認し、設営においては国の礼儀・作法の違いなどにも対応する必要があります。韓国では特に特別会員、シニアクラブの先輩諸兄への厳格な対応が必要である為、記念式典、特別会員レセプションの内容についてできるだけ早い段階での開催概要の連絡と確認が必要です。また、札幌の特別会員出席者について早期に連絡し、多くの東大邱青年会議特別会員に出席をしていただけるように工夫する必要があります。
(2)小学校の交流事業の補助として小学校交流事業についての課題を再度確認し、継続事業として課題についての確認と、その解決と2013年度の交流事業実施について、東大邱青年会議所と連携を取り円滑に実施できるよう準備する必要があります。
【今後の課題】
(1)開催予定日時の早期決定、早期通知
開催時期に関して、多くのメンバーに参加して頂けるよう準備する為にも早い段階で日程を決定し、東大邱青年会議所へ連絡し日程の通知と実施可否の相談をする必要があります。
(2)40周年記念での未来に向けての新規交流事業についての検討
2013年度からは、従来実施している二校だけの交流でなく多くの子供達が交流できる事業をお互いに検討し、今後の未来の事業として何を実施するかを東大邱青年会議所と連絡を密にとり検討する必要があります。
(3)家族事業の実施有無についての検討
2013年度40周年記念事業で、家族が交流できる事業をする事に対しての有無を東大邱青年会議所と再度打ち合わせする必要があります。
【委員長所見】
本年度の公式訪問は例年と異なり、姉妹JC締結40周年を迎えるにあたり重要な会議となりました。次年度以降もメンバー一人ひとりが姉妹JC交流に取り組んでいくことが重要だと思います。そして、姉妹JC締結40周年記念式典の際は、多くの東大邱青年会議所メンバーが札幌を訪れていただき実りある交流が実現することを願うと共に、今回事前準備に携わっていただいた委員会メンバー並びにLOMを代表し訪韓していただいたメンバーの皆様に心より感謝を申し上げます。
本年度の姉妹JC交流は両青年会議所の交流が更なる意味を持つためにも、今年の活動の成果や来年に控えた2013年度姉妹JC締結40周年について、特別会員も含めて準備を推し進め、実施に向けて受入体制をしっかりと引き継ぐ必要があります。先輩諸氏が39年間積み上げられた友情と絆を我々自身がしっかり確認できた事業でした。また、我々メンバーも「日韓平和推進共同宣言」にも書かれているよう「国家を超越した、信頼関係を礎に日本JCと韓国JCのメンバーが、日韓相互の真の平和構築に向け、永久に協働していく事をここに誓う」という約束をしており、この日韓双方の青年会議所間で強い絆が連綿と築かれている事も理解し、今後も我々札幌青年会議も、JCIの信条でもある恒久的世界平和の実現に向け、一人ひとりが民間外交を通して、さらなる日本の良き理解者を世界に拡げ、未来を切り拓く相互発展の関係を築くことに尽力してまいります。
メンバーの皆様におかれましては引き続きの協力を心よりお願いいたします。