広報活動報告

日   時 2012年 4月 2日 ~ 7月26日

担当委員会 札幌JC発信委員会

 

【事業内容】

(1)事業概要

 ①社団法人札幌青年会議所ホームページの活用

  Ⅰ.社団法人札幌青年会議所が主管するプログラムの紹介や札幌のまちの紹介を日本語と英語で行い、

    デリゲイツの参画意欲を高めました。また、より社団法人札幌青年会議所の運動を広く発信出来るよう

    本年度の理事長所信も英語に翻訳し掲載しました。但し、閲覧者の混乱を避ける為、国際アカデミーの

    デリゲイツ募集要項類の基本情報は公益社団法人日本青年会議所国際アカデミー委員会ページで

    対応しました。

  Ⅱ.ボランティアの募集に際し、ホストファミリー及び通訳ボランティアの募集情報を掲載しました。

  Ⅲ.開催前後の日程を含め7月4日から7月13日までの流れを写真に収め、フォトギャラリーとして

    終了後に選定し延べ約900枚アップしました。

  Ⅳ.メディア各社がプログラムや事業の内容を一目見て分かる事が出来るよう、開催スケジュールや

    札幌プログラムの告知を事前作成の上掲載しました。

 ②開催告知チラシ・ポスターの作成・配布

  Ⅰ.表面

    ホストファミリー・通訳ボランティア募集を主眼とした告知を行いました。内容は、募集の為に開催する

    事前説明会への参加を促す内容を中心に掲載し、市民の参画意識を促しました。

  Ⅱ.裏面

    事前説明会参加申込書としてFAXで申込みが出来る様式としました。また、QRコードを添付し、

    社団法人札幌青年会議所ホームページと連動させ希望者が携帯電話でも手軽に申込み出来るよう

    webフォームの運用も行いました。

  Ⅲ.ホストファミリー募集の為、ポスターを作成・配布しました。

    通訳ボランティアは協働先が札幌国際プラザ中心となる為、開催告知チラシのみでの対応としました。

 ③無料媒体の活用

  新聞社やテレビ局のメディア各社へ要請し、告知・記事の放映や掲載を行っていただきました。

   新聞社・・・・北海道新聞、読売新聞、毎日新聞

   テレビ局・・・テレビ北海道

 ④有料媒体の活用

  Ⅰ.事前告知

    5月8日北海道新聞札幌圏版(朝刊)に2段半の広告を掲載し、国際アカデミーの概要や

    ホストファミリー募集概要に加え、社団法人札幌青年会議所のみならず各地会員会議所が

    会員募集を行っている事を広く発信しました。

  Ⅱ.開催中告知

    7月8日読売新聞北海道版(朝刊)に全面広告を掲載し、国際アカデミーの概要に前半の

    札幌プログラム1やホームステイの内容を加える事で、「第25回国際アカデミーin札幌」の

    全体像を広く発信しました。また、各地会員会議所が会員募集を行っている旨も記載しました。

  Ⅲ.事後報告

    7月26日北海道新聞全道版(朝刊)に5段半の広告を掲載し、ホームステイや学校交流等を通じて

    海外デリゲイツが市民レベルの異文化間交流を行う事が出来た旨の報告に加え、開催期間中に

    携わっていただいた市民・団体への感謝を込めた内容を発信しました。

    また、各地会員会議所が会員募集を行っている旨も記載しました。

 ⑤デリゲイツ新聞

    全体の体裁や英語標記については国際青年会議所事務局員に随時確認並びに最終確認を取り、

    計7回、対象日に毎朝発行しデリゲイツ並びに通訳ボランティアへ配布しました。

  Ⅰ.第1号(7月 5日)

    札幌市の情報を中心に、海外デリゲイツが新千歳空港や札幌プリンスホテルに到着する様子を掲載し、

    歓迎の意味を込めた内容で発行しました。

  Ⅱ.第2~7号(7月8日~13日)

    前日のまとめと発行日のスケジュールなどを掲載すると同時に、デリゲイツの行動の様子が

    分かりやすく伝わるよう、写真データも多く利用し発行しました。

  Ⅲ.計7回分のデータは、デリゲイツや通訳ボランティア以外にも見ていただく事が出来るよう、

    pdfに変換して社団法人札幌青年会議所ホームページにも掲載しました。

 ⑥Facebookの活用

  必要な情報を短期間で幅広く発信する為にFacebookを活用し、開催前の各種事前説明会や

  国際アカデミー全体会議の様子、開催期間中の各種プログラムの様子を伝えました。

  なお、Facebookは社団法人札幌青年会議所ホームページへも埋め込み閲覧者を増加させる事

  が出来るよう取り組みました。

 ⑦記録映像の作成

  開催期間中の流れが分かる映像を作成の上、事務局に保管します。

(2)事業の流れ

 2011年12月 1日 企画立案

 2012年 1月24日 協議上程

       2月15日 社団法人札幌青年会議所ホームページにおいて公益社団法人

             日本青年会議所国際アカデミー委員会ページとのリンク開始

       3月22日 協議上程

       3月27日 協議上程

       4月 2日 開催告知チラシ配布開始

       4月 4日 社団法人札幌青年会議所ホームページ上での英語による札幌のまち紹介ページ開設                  

       4月10日 Facebookでの情報配信開始

       4月23日 審議上程

       5月 8日 有料新聞広告①(道新札幌本社版65万部朝刊・半2段・モノクロ)

       6月 1日 無料新聞記事(毎日新聞地域面)

       6月 8日 無料新聞記事(道新札幌圏)

       7月 5日 デリゲイツ新聞発行

       7月 6日 無料新聞記事(道新札幌圏)

       7月 7日 無料新聞記事(読売地域面)

          8日 デリゲイツ新聞発行

             有料新聞広告②(読売新聞全道版20万部朝刊・前段・カラー)

          9日 デリゲイツ新聞発行

             TVパブリシティ放映(TVH=30秒×1本)

         10日 デリゲイツ新聞発行

         11日 デリゲイツ新聞発行

         12日 デリゲイツ新聞発行

         13日 デリゲイツ新聞発行

       7月26日 有料新聞広告③(道新全道版115万部朝刊・半5段・モノクロ)

       9月26日 報告上程

 

【事業実施による効果】

(1)社団法人札幌青年会議所ホームページとFacebookを連動させ閲覧者増加に努め、開催直前から通訳ボランティアやホストファミリーと見受けられる市民の閲覧者も増え、社団法人札幌青年会議所の運動について理解していただく事が出来ました。

(2)事前告知として北海道新聞に掲載したホストファミリーの募集では11件の申し込みをいただき貴重な告知媒体となり、市民の参画意識向上へ繋げる事が出来ました。

(3)開催中告知と事後報告として利用した読売新聞と北海道新聞では、プログラムの内容紹介や参画いただいた市民並びに各協力先への御礼に加え、各地会員会議所で新入会員の募集を行っている内容を記載する等し、多くの札幌市民・北海道民に対し様々な角度から青年会議所運動をPRし理解を深めていただく為の情報発信をする事が出来ました。

(4)デリゲイツ新聞は対内向けを意識して発行していたものの、通訳ボランティア等市民参加の皆様にも好評を得る事が出来、ボランティアが参画していないモジュールやプログラムについても広く発信する事が出来ました。

 

【委員長所見】

 「第25回国際アカデミーin札幌」は、誘致の立候補からようやく実現へ至った大切な事業であり、その中で、委員会は勿論、理事会などを通じて多くのメンバーに多大なるご協力やご指導をいただき半年以上にのぼる準備期間を経て実施する事ができました。

 メインテーマの他に“ALL FOR DELEGATES”や“チーム札幌JC”の合言葉が掲げられ、デリゲイツがこの札幌の地から何を学び何を持ち帰っていただけるのかを、LOMが心底考え臨んだ貴重な体験であったと感じます。

 私たち札幌JC発信委員会としては、事業目的に付随しコンセプトを二つ考えておりました。先ず一つ目は、多くの情報を円滑に発信する事です。その為にはメディア各社との連携や交渉が重要ですが、各委員会が取り組む事業を正確に発信する為には、内容や様子を自分たちの目で確認する事が重要だと考え、準備段階から各委員会へ委員会周り等を敢行し、細部に渡り情報収集出来るよう努めました。そして二つ目は、参加するデリゲイツに札幌の良さを知り持ち帰っていただく事です。その為に 広報を担当する委員会として何が出来るかを考えました。デリゲイツ新聞の発行は勿論、各プログラムに連動しFacebookなどの活用も行いましたが、写真を利用した発信が増える中、より良い情報を発信する為には、デリゲイツの笑顔を捉える事が大切だと考えました。真剣な眼差しも重要ですが、一人ひとりの笑顔を市民に発信出来れば、明るい豊かな社会実現に向けた青年会議所運動の側面を市民へ発信する事が出来ますし、取り分け海外デリゲイツが笑顔を出してくれるようメンバーが働きかける事自体が、日本人の内面に対する好印象を抱いていただける事だと考えたのです。開催期間中と前後を含め10日間の期間、委員会メンバーには並々ならぬ協力をしていただきましたが、その結果、デリゲイツの多くの笑顔を収め発信する事が出来ました。

 本年度は、六月「創立記念」例会も担当し、先輩諸兄が不屈の精神をもって様々なまちづくり運動を展開してきた事を改めて学ばせていただきましたが、61年の歳月を積み重ねる事が出来た歴史の上に成功へ導く事が出来た「第25回国際アカデミーin札幌」を契機に、誰の為に何を実践しなければならないのかを今一度考え直し、まちづくりの主体者として今後も精進していく所存です。