監  事 小澤 輝真

ozawa.jpg

監  事 小澤 輝真

 私は本年2度目の監事を仰せつかりました。これは公益法人各取得を鑑みての措置でしたが、昨年当青年会議所は公益法人格を現在はとらないという方向で総会審議しました。この決議を取るためには様々な議論がなされ、まさしく青年会議所を実感していました。

 その際私が感じていたことなどを11月の「臨時総会」で監事講評としましたので、以下に記載します。

 また、私は脊髄の病気になり、ロレツもままならない状態にもかかわらず、しっかりこの役職を務めさせていただいた数々の方に感謝いたします。

 11月「臨時総会」より

 皆様、こんばんは。総会、大変お疲れ様でした。私も2年間、監事という役をいただきました。脊髄の病気の為、言葉が拙いのにもかかわらず、監事講評にお付き合いいただきまして、ありがとうございます。私達はロバート議事法に則って会議を行っております。昨日の理事会の監事講評でも話をしたのですが、原則として、一回の発言は3分から5分で、一人二度まで通算10分以内とされています。私は10分以内で終わっております。今回の動議のある前に、JCの理事会として何カ月も前から議論しています。私達委員会メンバーは、全理事に意見をいただいております。そして、委員会に持ち帰り、議論していただいて、きちんと落としてくださいと、話しているのです。しかし、それが、しっかりと伝わっていなかったという事は執行部の責任です。この部分については、良く考えなければいけないと思います。皆様は例会に参加される場合、大体2時間位だと思いますが、その例会の担当の委員会は何カ月も前から動いております。皆様が参加される2時間の為に一生懸命行うのです。それと同じ様に、私たちは審議する前に何年も前から議論してきたのです。そして、何度も議論を重ねてやはり、一般社団法人が良いとなった事はすごい決断でした。

 ここからは私個人の意見ですので、理事会では発言していないのですが、私達は、子どもとの絆を大切にしています。最近では家族例会というものはありませんが、昔はお菓子の家を作ったり、バンド演奏を行い、クリスマスパーティー等も行いました。その様な事が公益法人を取得すると、出来ないとは言いませんが、大変難しくなります。そこを、一般社団法人にする事に依って、子どもを大事にすることが出来易くなります。是非皆様には、昔を思い出していただいて、メンバー同士の絆を思い出していただきたいと思います。本年は、国際アカデミーを開催いたしました。先程、理事長も仰っておりましたが、ゴールデンハンマーをいただきました。これは、我々全員がいただいたものであります。そして、世界の国際系で、1番を取ったという事でもあります。という事は、日本で1番のLOMに在籍しているという、気概を以ってください。

 そしてそれは、皆様の力で取ったものです。こんなに良いLOMにいるのですから、皆さんはもっと自信をもってください。日本JCや地区に出向した時、例え理事長経験者であっても不振を感じる事もあります。だからこそぜひ、札幌JCというのは、大変な部分もある反面、もっと自分達で、良いものを作るという、札幌JCだからこそ出来る事が沢山あります。本当に日本一なのです。是非、こういう思いをもって、次年度以降も、より良い札幌JCを作っていただきたいと思います。最後に本日、動議という形で議案が上がりましたけれども、これはメンバーの権利です。本当は委員会で上げていただいて、理事から理事会で意見する形が良いのかもしれませんが、少し問題があったように思われます。私達も考えるべき所があったと思います。本当に良い団体にいるという事を理解していただいて、卒業する方々は残念でございますが、OBとなって見守っていただきたいと思います。来年以降も突き進んで頑張りましょう。以上監事講評といたします。有難うございました。

以上が監事講評です。

 昨年は国際アカデミーという大きな国際的事業もありました。こういう国際舞台でも尻込みすることなくすべての事業に果敢に取り組んでいる姿を見たてこういう事に精一杯取り組んでいるメンバーが多数いることを実感して、世界会議の頃を思い出しました。

 日本JCでの国際貢献度評価ではNo1になり、点鐘に使うためのゴールデンハンマーが授与されました。

 まさしくメンバー全員が評価された部分ではないでしょうか。

 そして、これは運営面でのことですが、議事録の記載方法が一変しました。一語一句しっかり丁寧に書かれ、何を言わんとするかしっかりわかるようになりました。一昔前までは普通のことだったと思いますが、一度気を緩めるとすぐさま崩れおちてしまいました。

 また、最近では挨拶がしっかり出来ていないような気がして、挨拶をしてもだらしがなく、ただ適当に会釈をしているような風景を垣間見たので、総会での監事講評で苦言を呈したところ、その総会閉会直後からしっかりと意味の通った挨拶を見る事が出来ました。

 このように、当たり前のことを当たり前にできる札幌青年会議所はまさしく誇れる団体だと思います。