副理事長 川口  淳

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副理事長 川口 淳

本年度、林理事長のもとJCの魅力創造室、JAYCEE拡大・交流委員会及び渉外委員会の1室2委員会を担当させていただきました。各運動の詳細は室報告、各委員会報告を参照いただければと思います。

 

【JCの魅力創造室】

 

伝えようJCを ~Revolutionize your ambition~を室キャッチフレーズとして一年間運動してまいりました。

まず始めに「JCの魅力」とは、JC運動を通じ、メンバー同士が感動や達成感、そして多くの時間を共有することで絆が深められ、一生涯に亘り付き合って行ける真の仲間創りができる団体であると当室では考え、JC運動そのものの理念や、本年度の運動方針等と合わせメンバーの皆様にはもちろん、多くの市民の皆様に一人でも多く伝えることができれば、我々の目指す自然に会員拡大へと繋げられる次のステップへの環境創りができるものと考えました。

又、昨年創立60周年を迎え新たな歴史の第一歩を踏み出す本年、我々メンバーは60年という長きに亘り積み重ねられた歴史の中から何を学び継承して行くのか、そしてこれからの未来のためにどのように変化して行かなければならないのかを考え行動しなくてはなりません。

 本年、第25回国際アカデミーinSAPPOROを主管するにあたりメンバーに対し予想以上の負担がかかってしまったのは事実であり、昨今の経済事情も重なり例年以上の退会者を出してしまったことは隠しようの無い事実であります。その現状に蓋をすることは簡単なことですが、我々はこの現状を真摯に受止め向き合って行かなくてはなりません。未来へ向けて今変わらなければならない部分と、60年に及ぶ歴史の中から多くのことを学びこれからも未来永劫継承して行くべきSAPPORO JC PRIDEとはなんなのかをメンバー全員で共有することが必要であり、大切であると考えました。

 

【JAYCEE拡大・交流委員会】

 

 これまで20年以上続いてきた会員数の減少も2010年度、2011年度と2年間連続で純増することができました。その大きな要因といたしましては時代に合わせた様々な会員募集要項の変更があったからだと思います。組織体系のあり方やメンバーの会費及び負担金の見直し、LOM固定費の削減、仮入会者制度の導入等、2010年度に未来を見据えて大きな変更ができたこと、そして何よりも会員拡大運動はLOMの生命線でありJC運動そのものであることをメンバー全員が共有しLOM一丸となり会員拡大運動に邁進できたことが大きな原因であると考えます。

 本年のJAYCEE拡大・交流委員会では直近2年間が会員数純増という非常に高い位置でバトンを受け継ぎ多くのプレッシャーを感じながらのスタートとなりましたが、それに負けることなく未来を見据えた運動を展開できたと考えております。特に数字だけでは評価できない部分が各委員会の垣根を越えた横断的なメンバー間の交流を促進し、全メンバーが協力し各事業に参画することにより会員拡大運動をLOMメンバー全員で行うことができたことや、3年間継続して行ってきた異業種交流会の内容が開催を重ねるごとに参加者も増え、今までJC運動を知らなかった多くの市民の皆様にJC運動の理念や素晴らしさを知っていただくきっかけになったことが大きな成果だと思っております。

 

【渉外委員会】

 

 本年の渉外委員会では京都会議、サマーコンファレンス2012、北海道地区大会「稚内大会」、全国会員大会「北九州大会」と4回に及ぶ札幌青年会議所LOMナイトの企画・設営、ASPAC香港大会、世界会議台北大会のJAPANナイトブース出展の企画・設営、姉妹JCとの交流事業、そして第25回国際アカデミーinSAPPOROの開催期間中のアテンド等、年度を通じて盛りだくさんの内容ではありましたが一つひとつの事業に「思いやりの心」を持ち全力で取り組んでいただけたと思っております。

 4回のLOMナイトでは各開催地の特色を活かした企画やメンバー同士の絆を感じられる場を創出しLOMの結束力向上に繋げることができたと考えておりますし、国際大会でのブース出展では開催が直前に迫った第25回国際アカデミーinSAPPOROを世界中のメンバーの皆様にPRすることや開催を終えて御協力をいただいた世界中のメンバーの皆様に御礼をすることができました。

又、国際アカデミー開催期間中は目まぐるしく変更されるアテンドスケジュールに対しフレキシブルに対応するなど、札幌青年会議所の持つホスピタリティをLOMの先頭に立ち存分に発揮してくれたのではないかと思っております。

 

【最後に】

 

 本年、強力なリーダーシップと高い志を持ちJCの魅力創造室を牽引してくれた村太室長、大きなプレッシャーを感じながらもLOMの未来の為に走り続けてくれた小田委員長、若いメンバーに自分自身の背中で多くのことを語ってくれた佐藤委員長、そしてJCの魅力創造室全メンバーの皆様から多くのことを学ばせていただきました。あらためて皆様一人ひとりの中にSAPPORO JC PRIDEが存在することを確認することができた幸せな1年間でした、心より感謝いたします。