未来リーダー育成委員会 運動報告

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委員長 木下 俊哉

 

 委員長の内示を受け、理事長より未来リーダー育成委員長を拝命し、身の余る想いで当職を受けさせていただきスタートした本年度は、理事長所信とリーダーやリーダーシップの本を読み返し、未来リーダーとは何なのかを日々自問自答する一年となりました。しかしながら、一年間の指針となる運動方針の作成では迷走を極め、担当の千葉副理事長、田﨑常任理事には大変なご迷惑をお掛け致しました。最終的には、皆様のお力添えをいただき「リーダーシップを発揮して、我々がまちに対し真の変革を成し遂げる為には、自らを変革する事が最も重要です。当委員会では、市民自らが変わらなければ何も変わらないという自己意識を醸成すると共に、目的を実現へと導く人材となる為に弛まぬ努力と自己訓練が必要である事を発信し、未来の明るく豊かなまちの創造に向けて変革を実現へと導く人材を育成する運動を行います。」という運動方針を策定し、一年間の運動がスタートいたしました。私たちには当初、7つの担いがありました。始めに新年交礼会の担当として事業の構築がスタートし、年度が替わる前からスタッフと共に議案の作成と事業の構築を進めて参りました。例年のことながら新年交礼会は室合同の事業であり、室委員会の意思の疎通が通じなかった事もありましたが、事業は、担当副委員長の小仲秀俊君の見事な舵取りで準備が進められ、当日の設えとしては理事長の挨拶の前に書道家の若山象風氏をお招きし、基本方針から読み解いた「独創」「情熱」「未来」を書初めとして収める事で本年は来場者に理事長所信をより深く理解していただく事が出来、来場者の方々及びメンバーが未来リーダーとして一年をスタートするに相応しい場を創出する事が出来ました。次に担当委員会の冠名を基にした三月特別事業の事業を担当しましたが、担当副委員長の赤地勇己君が前年度のOB予定者を送る夕べの担当であった事と新年交礼会が重なった事もあり、議案の作成と事業の構築、参加者の募集等について困難を極めた事、更には私自身と担当副委員長の相互の理解、ビジョンの共有が為されず方々にご迷惑をお掛け致しましたが、何とか事業を終える事が出来ました。事業当日は、徳島県にある株式会社いろどり代表取締役横石知二氏をお招きし、横石氏ご自身の経験を交え、講演いただく事でビジョン構築の重要性を来場者に認識していただき、委員長と副委員長の連携がままならない中ではありましたが、横石氏のお蔭で未来リーダー育成のスタートを切る事が出来ました。続いて理事長杯ゴルフ大会を担当させていただきましたが、未来リーダー育成委員長を拝命し、一番不安でありましたのが、この事業でした。なぜならば、私はゴルフをプレーした経験が片手程でありましたのと、ゴルフのコンペへの参加も一度もなく、マナーやルールについても無頓着であり想像のつかない事業であったからです。しかし、本事業は副委員長の小仲秀俊君が全てを仕切り、理事長の冠がついたゴルフ大会で且つ多くの特別会員の皆様をお迎えする大切な事業でございましたが、大きなトラブルもなく無事に事業を終える事が出来ました。一部にマナーを守らないメンバーが散見されたご指摘をいただきましたが、担当副委員長には本当に感謝している次第です。それから悲願でありました第25回国際アカデミーin札幌が開催され通訳ボランティア事業を室合同で行う予定でありましたが、全体の構成の上で、急遽開催地プログラム2文化体験を担当させていただく事となり、NOMの未来リーダー予定者に日本、北海道、札幌の文化に触れていただく事で多くの気づきや学びを持ち帰っていただく事が出来、今後デリゲイツが自国でリーダーとして集団を牽引する際の大きな力となった事と考えております。そして、未来リーダー育成の最終の完結である、九月「未来リーダー育成」例会を迎え、三月特別事業と連携を持たせるために副委員長の赤地勇己君に引き続きこの事業を担わせました。当初、三月特別事業の事業に対する姿勢の悪さから担当副委員長を小仲秀俊君に変更する予定でありました。しかし、小仲君が赤地君に対し、やる気を促し、「男」とはなんたるかを教え込んだ上で、赤地勇己君に再び当事業を任せる決断を致しました。彼は、目の前の困難から逃避する癖がありましたので、諸先輩の皆様からはお叱りを受けるかもしれませんが、私自身が赤地君の会社に乗り込み連日議案の作り込み及び修正を重ねて参りました。そうしているうちに赤地勇己君に変化が生じ日に日に能動的に活動するようになりました。また、本例会では、200%例会と銘打ち小田委員長率いるJAYCEE拡大・交流委員会の皆様にご協力を賜りました事についてこの場をお借りして厚く御礼申し上げる次第でございます。例会にはNLPパズルを用いビジョンの浸透方法についてワークショップを開催し、手法を学んでいただき、それを基に窪山哲雄氏よりウインザーホテルでの成功体験のご講演よりビジョン実現に向けた行動力を拝聴する事で未来リーダーを認識していただき、一連の未来リーダー育成における本年度の運動の一つの区切りを迎える事が出来ました。それと、諸大会への参画では、多くのメンバーと新入会員と共に全国各地に赴き、自己の研鑽と出向者への激励を重ねると共にメンバーとの絆を深めました。悔しい想いをしましたのが、会員拡大でございます。未来リーダー育成を主眼に置き、本年度の会員拡大に邁進いたしましたが、結果を出す事が出来ず、理事長を始め、担当の小田委員長へ大変な不義理を残す結果となりました。次年度以降で、必ずやLOMへ還元すべく会員拡大をして参る所存でございます。そんな中、年度も差し迫ろうとしていた十一月末に、最終最後に非公式ではありますが8つ目の担いとして、幸運にも未来リーダーを選択する場を創出する事業が舞い込んで参りまして、これを副委員長の赤地勇己君に任せました。彼は、次年度委員長を受けたわけですが、まるで龍神のごとく縦横無尽、四方八方行動し事業を成功に導きました。三月特別事業や九月未来リーダー育成例会での学びが無駄ではなかったのだと嬉しく思いました。

 

 最後になりますが、私は、ラインを始め、メンバー、新入会員に助けられ何とか一年を終えられる事となりましたが、年下の委員長をここまで支えてくれた副委員長の小仲秀俊君、赤地勇己君、幹事の佐藤潤君、羽田野健君に対しては感謝のしようが有りません。この素晴らしい一年を送る事が出来たのもスタッフ四名のお蔭です。支えてくれた四名のスタッフに最大級の賛辞を送り感謝、感謝を申し上げ未来リーダー育成委員会の活動報告とさせていただきます。スタッフの皆、一年間本当にありがとう!!