常任理事/札幌JCの魅力創造室室長 村太 健郎

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常任理事/札幌JCの魅力創造室室長 村太 健郎

 本年度札幌のJC魅力創造室では、(社)札幌青年会議所メンバーが有している個々の魅力をLOMの内外はもちろん、広く市民に発信する事を目指し“伝えようJCを~Revolutionize your ambition~”をスローガンに掲げ、組織の魅力はその組織に集う個々のメンバーの魅力であるという想いで、一年間LOMを牽引する室を目標に明るく元気に運動を展開して参りました。どの分野でもオールマイティに活躍する小田委員長率いるjayceey拡大交流委員会と、入会年度が古く満を持して委員長職を受けた佐藤委員長率いる渉外員委員会、個性豊かなメンバーが集い現場力80%の両委員会を兄弟委員会として、札幌JCの魅力創造室の一年をスタートいたしました。

Jayceey拡大交流委員会

 2年連続で拡大している会員拡大運動を継承し、200名LOM復活を数値目標とすると共に、JC運動を行いながら、市民の方にJCの魅力を伝える事で自然に会員数が拡大して行く環境創りを目指し本年度の会員募集を行いました。本年度の工夫としてはより広くJCメンバーの個々の魅力を発信する為に、趣向を凝らした異業種交流会や200%例会など、メンバーが知り合いを気軽に誘える環境を創りました。また、現役メンバーと参加者が交流する事によってJC運動に共感していただき、数名の候補者が(社)札幌青年会議所に入会していただきました。そして「国際アカデミーin札幌」ではウェルカムパーティを担当し小田委員長のカラーを十二分に発揮し、国内外のデリゲイツに札幌JC流でのおもてなしの心を伝え、「国際アカデミーin札幌」の成功に大きく貢献できた事と思います。近年成功している会員拡大の重責を受け委員長自身の考え方も変えながら、委員会の垣根を越えて会員拡大の重要性と必要性をメンバーに伝え、「国際アカデミーin札幌」というLOM一丸となって取組む事業がある年度である中で、メンバーを巻き込み200名LOM達成という目標は、本年度残念ながら達成する事は出来ませんでしたが、メンバー数純増という責務は全う出来たと思います。会員拡大運動の必要性を理解しているメンバーが多ければ多い程に拡大を成功させる機運が高まり、数字に連結してくる事と思います。次年度も会員拡大への想いを絶やす事なく(社)札幌青年会議所の未来の為に本年度の成果と反省を「人から人へ」繋いでいただきたいと思います。

渉外委員会

 本年度は「国際アカデミーin札幌」開催地LOMとして、全国はもとより国際的に注目される札幌JCの顔として、各種大会におけるLOMナイトの設営とジャパンナイトでのブースを主な事業として、一年間休む暇もなく機動力を活かし運動を展開していただきました。それぞれのLOMナイトでメンバーが思い出に残るよう、開催地の特色などを生かし、船旅を一年間のJC運動のテーマに例えてLOMナイトの設営をさせていただきました。近年LOMナイト開催の意義が問われる中、メンバーが各種大会に参加した時の思い出をLOM全体で共有する時間と場所は必要であり、LOMナイトの参加をきっかけとして、地区の事業や出向に興味を持つメンバーがいても構わないと思います。本年度開催させていただきました、計4回のLOMナイトには日程の厳しい中、多くのメンバーにご参加いただき、佐藤委員会のカラーを生かし本当に思い出に残るLOMナイトの開催ができた事と考えております。また、国際大会のブース出展では佐藤委員長を支えるメンバーが能動的に参画し、異国の地で多々あるトラブルを乗り越えて、札幌JCの魅力を十二分に来場者に伝える事の出来るブース出展を行う事が出来たと思います。そして「国際アカデミーin札幌」では華々しく活躍する委員会がある中、ベルトルト会長を始めとするJCI役員のアテンドを担当し、寝る間も無く対応していただき、委員長を始めメンバーの皆様には感謝すると共に「国際アカデミーin札幌」成功の影の立役者だったと思います。都合のいい委員会と言っては語弊があるのかもしれませんが、渉外委員会の役割は「LOMのセクレタリー」だと某渉外委員長経験者が語っておりました。本年度一年間で体を張って感じる事の出来た「渉外魂」を伝統の「渉外旗」と共に次年度へ繋いでいただきたいと思います。

 ラストイヤーの常任理事という休む事無なく卒業する役職を与えていただきました林理事長をはじめとする三役の皆様、そしていつも要所要所で適切なアドバイスをいただき、当室をしっかりと見守っていただきました川口副理事長には心より感謝申し上げる次第です。

 個性豊かなメンバーが集う両委員会の室長として、忙しく大変な時は多々ありましたが本当に私のJCライフにとって思い出に残る最終年度であり、室長として得る事の出来た経験は今後の人生の宝ものになるかと思います。卒業してからも一言では語りつくせぬこの思い出深い年度を両委員長を初めとするメンバーと一緒に共有できる場面がある事を楽しみにしております。