札幌青年会議所理事長招待レセプション開催報告

日   時 2012年 7月 4日(水)

場   所 札幌プリンスホテル 国際館パミール

担当委員会 総務委員会

 

【公益性に関わる事項】

なし

 

【参加対象者及び人数】

201名

 対外対象者:海外デリゲイツ        52名

 国際アカデミー委員会メンバー  5名

 通訳ボランティア        5名

 対内対象者:シニアクラブ会員       40名

 正会員            99名(出席率 60.4%)

 

【事業内容】

開催当日の進行内容

開催地LOMとして海外デリゲイツを歓迎し、参加者同士のコミュニケーションが図られるレセプションを実施いたしました。

 ①LOMメンバーからオリジナルの扇子をお渡しし、使用方法をメンバーからレクチャーする事でコミュニケーションを図っていただき、デリゲイツには記念品としてお持ち帰りいただきました。

 ②オープニング

 LOMメンバーによる和太鼓の演奏を行いました。札幌の和太鼓の第一人者である荒川泰彦氏に太鼓指導を含め共演していただき、力強い太鼓の演奏を通じて日本らしさと歓迎の意を伝えました。

 ③挨拶

 社団法人札幌青年会議所 理事長 林 将告君

 ④乾杯 

 社団法人札幌青年会議所シニアクラブ 第46代理事長 西尾 長幸先輩

 ⑤映像

 開会前と歓談中に札幌市の四季や街並み、食等の魅力を紹介する映像を放映いたしました。

 ⑥パネル展示

 会場内左右2箇所に札幌市の概略や四季折々の風景やイベント等を英語表記のパネル展示いたしました。

 ⑦七夕

 海外デリゲイツに日本の伝統行事に触れていただく為に、日本古来の行事である七夕は北海道では8月7日ですが本来は7月7日である事から会場内に七夕を設え、意味合いを解説したパネルを英語表記にて紹介し、デリゲイツに願い事を書いていただき短冊を取り付けました。

 ⑧閉会の挨拶(乾杯)

 国際アカデミー運営実行委員会 運営実行委員長 竹原 慎雅君

 

【事業実施による効果】

(1)公益社団法人日本青年会議所国際アカデミー委員会と協力し、事前にメールでのご案内を行うと共に、開催会場をデリゲイツの宿泊施設と同一にし、チェックイン時にも案内状を配付した事で、来札されている全ての海外デリゲイツにご参加いただく事が出来ました。

(2)事前に英語が堪能なLOMメンバーを確認し、通訳ボランティアの配置を決定した事で、LOMメンバーが海外デリゲイツとの交流をより深める事が出来ました。

(3)LOMメンバーがデリゲイツと共に食事を取りながらコミュニケーションを図った事で、相互理解が深まり、札幌のまちの魅力を海外デリゲイツに伝えると共に、LOMメンバーの国際アカデミーに対する参画意欲を高める事が出来ました。

(4)和太鼓演奏を通じ海外デリゲイツに日本の伝統文化を伝えると共に、日本のおもてなしの心と歓迎の意を感じていただきました。

(5)七夕の短冊に願い事を書いていただいた事で、海外デリゲイツに日本の伝統と魅力を感じていただいたと共に、LOMメンバーとの交流を深める事が出来ました。

(6)札幌市の四季折々の風景やイベントを映像放映とパネル展示した事で、海外デリゲイツに札幌の魅力を知っていただきました。

(7)会場入り口付近にフェアウェルパーティで使用したバックボードを設置した事で、海外デリゲイツとLOMメンバーが写真撮影を行い、デリゲイツ同士の親交を深める事に繋がりました。

 

【運営上の問題点】

(1)コミュニケーションが取れなく孤立していた海外デリゲイツや控え室に集まっていたメンバーがいました。

(2)LOMメンバーに海外デリゲイツの受付後の対応を周知徹底していなかった為、LOMメンバーの積極的なエスコートや交流に繋げる事が出来ませんでした。

(3)シニアクラブ会員に本事業の趣旨やデリゲイツの情報が十分に伝わっておらず、海外デリゲイツとのコミュニケーションを円滑に取る事が出来ませんでした。

 

【今後の課題】

(1)コミュニケーションを取りやすくする環境を整える為には、通訳ボランティアを増やす等の対策を取ると共に、LOMメンバーに積極的にコミュニケーションを取るよう促す事が必要です。

(2)海外デリゲイツの受付を円滑に行いテーブルまで誘導する為に、受付方法に関する資料をLOMメンバーにリハーサル等で事前に配布する必要があります。

(3)デリゲイツとコミュニケーションの取りやすい環境を整える為に、事前にLOMメンバーはもとよりご参加いただくシニアクラブ会員にも事業の趣旨やデリゲイツの情報を十分に伝える等の配慮が必要です。

 

【委員長所見】

 本事業は「第25回国際アカデミーin札幌」成功へ向けて、国際アカデミーが持つ本来の意味であるAll for Deligatesの考えを重要視して開催させていただきました。海外デリゲイツに心からの歓迎を表し、これから始まるアカデミーに向けての士気を高めていただく為にも、LOMが一体となりおもてなしの心で迎え入れる事が必要でありました。LOMメンバーの皆様には開催に際し多大なるご協力をいただくと共に、シニアクラブ会員の皆様にも多数ご参画いただけました事で、緊張の面持ちであった海外デリゲイツも表情が和らぎ、穏やかな雰囲気の中で開催する事が出来ました。

 言葉が通じる通じないではなく気持ちでふれあう事で、相互理解とより深い友好を築きながら、これから始まる「第25回国際アカデミーin札幌」に弾みを付ける事が出来たと思っております。最後に、本事業にご協力いただきました多くの皆様に心より感謝を申し上げいたします。ありがとうございました。

 

   【別添資料】

    事業の様子.pdf