札幌ＪＡＹＣＥＥ育成塾
札幌ＪＡＹＣＥＥ育成塾 塾長 佐藤 光展
本年度は中村理事長より大きな担いをいただきました。それは入会の浅いメンバーへの教
育でした。近年、札幌青年会議所のメンバー数は純増している一方で、メンバー構成に歪
みが生じ入会年数が浅いメンバーが増え、青年会議所が掲げる三信条「奉仕・修練・友情」
や、運動の意義や目的を理解していないメンバーが多く見受けられるようになりました。
メンバー一人ひとりが十分に青年会議所の意義や魅力を理解していない状況が考えられ、
組織が進化・成長するのではなく肥大・膨張する恐れがありますが、組織が一丸となって
継続的に運動を展開していくためにも、メンバーお互いが相互理解し、絆を深める機会を
提供することで、伝統と歴史の継承、そして、ＪＣ運動の意義と使命を学び、個の能力を
伸ばし青年会議所を個の結束がもたらす強固な組織力を背景とする魅力ある団体へと更に
進化させ続けることが、今後の札幌青年会議所の更なる飛躍になるとともに、札幌の将来
像を語るうえで重要になります。
【第１回札幌ＪＡＹＣＥＥ育成塾】
【目的】青年会議所運動の意義・目的を伝播し、メンバー間の相互理解を醸成する。
①塾長講話では青年会議所及び、札幌青年会議所の歴史や伝統と会員拡大の必要性につい
て講話しました。
②事務局次長講話では札幌青年会議所の規律や、組織が一丸となって運動を行うことによ
り、どのような可能性が生まれるかについてしました。
③バスケットボールという団体競技を通してメンバー間の結束を深めました。
④寝食を共にし、青年会議所運動を議論することでメンバー間の相互理解を醸成しました。
【第２回札幌ＪＡＹＣＥＥ育成塾】
①三角山登山では、仲間と同じ目的を共有するとともに、目的を達成したときの達成感を
味わっていただくことで、メンバー間の相互理解を醸成することが出来ました。
②三角山登山では、登山中に札幌ＪＡＹＣＥＥ育成塾スタッフ並びに札幌ＪＡＹＣＥＥ育
成塾出向者が、参加メンバーと青年会議所運動についての話をすることで、青年会議所
運動の意義や目的を理解していただくことが出来ました。
③大懇親会では、参加者が寝食を共にし、懇親を深めることで、メンバー間の絆をより一
層強固にするとともに相互理解を醸成することが出来ました。
④大懇親会では、札幌ＪＡＹＣＥＥ育成塾スタッフ並びに札幌ＪＡＹＣＥＥ育成塾出向者
が、参加メンバーと青年会議所運動に対する活発な議論をする場を提供することで運動
の意義や目的を伝えることが出来ました。
⑤事務局次長講話では、札幌青年会議所が明るい豊かな札幌の創造に向けて、今後どのよ
うな運動を行って行くべきか、その運動はどのような効果を生むのかについて講話を行
うことで、青年会議所運動の意義・目的を理解していただきました。
【第３回札幌ＪＡＹＣＥＥ育成塾】
第１回、第２回育成塾では青年会議所の魅力と未来への方向性を伝え、ＪＡＹＣＥＥとし
ての誇りと責任を感じていただきました。しかし、青年会議所の歴史や伝統を学び、誇り
や責任を感じようとも、一人の志では運動を成し遂げることは出来ません。そこで、第３
回育成塾では我々の運動を支えていただいているメンバーのご家族や婚約者に対し、日頃
の感謝と報恩を伝え、盤石な相互関係を築き、更なる運動の推進力とすることが重要と考
え、メンバーのご家族をお招きし、ハロウィンパーティーを開催いたしました。
【目的】札幌青年会議所の運動を理解していただくとともに、日頃の感謝と報恩を伝え、
相互理解を醸成します。
①写真撮影およびプレゼントとして家族の仲睦まじい姿を会場にて撮影し、思い出にして
いただけるようプレゼントいたしました。
②オープニング映像では日頃より支えていただいている家族や身近な方々に我々の運動を
更にご理解いただけるよう、札幌青年会議所運動の歴史と近年の運動を映像にまとめて
放映いたしました。
③サプライズ演出として札幌ＪＡＹＣＥＥ塾メンバーによるパーフェクトヒューマンを模
したダンスを行いました。
④ハロウィンプレゼントとして家族の心に残る思い出を演出出来るよう、ハロウィン衣装
で来場された、ご家族の仲睦まじい姿を会場でご紹介し、お子様にはお菓子をプレゼン
トいたしました。
⑤アトラクションでは日頃より支えていただいているご家族や身近な方々に対して、笑い
や感動、驚きを届けるべく、アトラクションを実施いたしました。
⑥家族へのメッセージとして日頃より支えていただいているご家族や身近な方々に対し
て、日頃の感謝と報恩を伝え、盤石な相互関係が構築出来るよう、塾長より日頃の感謝
をお伝えいたしました。
⑦エンディング当日の楽しい雰囲気を映像にまとめて放映し、第３回札幌ＪＡＹＣＥＥ育
成塾を通して得た絆を心に刻み、更なる運動の推進力にしていただきました。