財政・規則審査委員会 例会報告
財政・規則審査委員会 委員長 瀧本 貴俊
【総括】
一般社団法人札幌青年会議所２０１６年度 財政・規則審査委員会は、職務分掌５．規
範意識のＬＯＭ内発信として、四月「財政・規則」例会を開催いたしました。理事長所信
の具現化と基本方針である市民に愛される組織の確立を目指し、ＳＡＰＰＯＲＯを創る市
民との協働は、市民と札幌青年会議所メンバーとの信頼関係を無しにはたすことは出来な
く、メンバー一人ひとりが規範意識を携えて、共通認識たる社会通念を根幹にＪＣ運動に
取り組み、真に市民から必要される事業活動を行う必要があり、札幌青年会議所メンバー
が市民の期待に応える礎となる規範意識を高めて、ＪＣ運動の基盤強化につなげる目的を
持って構築されました。４月２０日（水）一般社団法人北海道自治労会館にて１８時３０
分～２０時１５分まで開催し、札幌青年会議所メンバー１３２名参加率６４．３％で開催
されました。開催にあたり、当委員会の副委員長、幹事、新入会員で四月「財政・規則」
例会の事前予習映像を作成し、財政・規則という部分で堅いイメージが強いため、事前映
像については楽しく学べる映像とし、札幌青年会議所ホームページなどで見ることが出来
る仕組みを構築し再生回数は３０８回となりましたが、更なる参加を促すためには、事前
に勉強会を開催し規範意識の醸成に関心を集める必要もありました。当例会の予算額は、
１７１，０００で、決算額は１６１，８９２円と１名あたりの費用が１，２２６円と費用
対効果を求めた部分では成功裏に開催出来たと存じております。費用を抑える方法として
有益だったことは、対内例会ということでオープニング映像、エンディング映像を当委員
会で自作することで、費用を０とし、映像作成を行ったメンバーも規範意識や映像作成技
術を得るという部分で非常に有益な方法だったと感じております。セミナー講師には、税
理士法人中野会計事務所ゼネラルマネジャーの森本智実氏に依頼し、事前打ち合わせを１
０回行い、森本氏の多くの法人へのコンサルタント業務のご教示をいただき、札幌青年会
議所の在り方を森本氏に詳細について理解していただくことでセミナー内容については充
実したものとなりました。例会当日では、まず、委員会プレゼンテーションとして、規範
意識について理解を求め、規範意識とは、道徳、倫理、法律等の社会的ルールを守ろうと
する意識のことで、このことは日本人が古くから農耕民族として、一つのコミュニティの
中で互いを慮る中で、道徳という人として必ず守らなければいけないルール、倫理観とい
う一つのコミュニティの中で守らなければならないルール、法令等を守るという一個人と
して基本にあることを理解いただき、現代の多くの不祥事がこの規範意識の欠如から行わ
れているという部分に焦点を合わせてプレゼンテーションを行いました。そして、森本氏
から能力向上に向けてジョハリの窓という、積極的な行動と他人からの評価を素直に受け
取り、自己評価と他者評価を一致させていくことの必要性、そして、市民との信頼関係を
強固にするうえで、いつまでにどのような目標を立て、そこに向かううえで、現状どのよ
うな課題があり、その課題を解決する方法としてどの課題から向かうべきかという優先順
位をつける方法をお話しいただき、各会議・委員会で森本氏の話からディスカッションを
し、各事務局長・委員長からその結果を発表いただきました。四月「財政・規則」例会後
のアンケートから、メンバーが規範意識の醸成が事業構築に必要という認識を強め、メン
バーの貴重な費用で事業を構築する意識を向上し、結果として規範意識を醸成することが
出来ました。