五月「特別事業」

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未来のSAPPORO創造委員会 委員長 池崎 幸

 

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【参加対象者及び人数】
 
五月特別事業授賞式参加者合計: 1037名
一般市民 881名
正会員 155名
シニアクラブ会員(直前理事長) 1名
アフターパーティー参加者合計: 60名
アフターパーティー対外参加者
登録料LOM負担参加者合計 : 31名(参加予定人数38名81.6%)
受賞者 5名( 5名)
受賞者関係者 11名( 5名)
昨年度受賞者 2名( 8名)
一昨年度受賞者 2名( 5名)
事業ゲスト 1名( 5名)
企業奨励賞担当者 5名( 5名)
後援関係者 5名( 5名)
アフターパーティー対内参加者
登録料受益者負担参加者合計 : 29名(32名参加予定人数90.6%)
正会員 28名(31名)
シニアクラブ会員 1名( 1名)
 
【事業内容】
 
①オープニングステージ(10分)
昨年の芸術部門受賞者であり、三味線奏者としての夢を実現されてきた佐々木 忍弥 氏
と2014年度受賞者DJ TAMA 氏による三味線とDJプレイによるコラボレーシ
ョンで、夢と行動力を持つ魅力あるひとのつながりから素晴らしい相乗効果が生まれるこ
とを感じていただきました。
②第一部 五月特別事業授賞式(5分)
Ⅰ.協賛企業奨励賞授賞式
各受賞者の経歴や活動をスクリーンに投影し、夢を持って挑戦し活躍しているひとが
札幌には存在することを映像で市民に伝えた後、受賞者を発表し表彰の後一言いただき
ました。
Ⅱ.授与者
STVラジオ賞 伊藤 孔一 氏
JICA北海道賞 前田 和哉 氏
札幌商工会議所賞 野口 繁太郎 氏
テレビ北海道賞 山本 壮一 氏
北海道新聞社賞 河村 泰孝 氏
協賛企業奨励賞授与者は、各企業代表から賞状及び副賞を授与していただきました。
③第二部 五月特別事業フォーラム(25分)
トークライブ出演者
クリス・ハート 氏
(インタビュアー:北川 久仁子 氏)
トークライブ内容
クリス・ハート 氏に、アメリカに在住されていた頃から日本で歌いたいという想いを
持ち、来日後も自動販売機の営業をしながら夢を諦めずに、様々な苦労を経て、歌手デビ
ューするまで、どのような想いを持って行動されてきたのか、物事に取り組む姿勢や夢を
持って取り組むことの重要性をお話いただきました
④第三部 大賞及び札幌市長奨励賞授与(8分)
大賞及び札幌市長奨励賞
協賛企業奨励賞を受賞した5名の中から、SAPP‿RO AWARD大賞が選ばれまし
た。プレゼンテーターを昨年大賞受賞者であります奥芝 洋介 氏よりいただき、大賞及
び札幌市長奨励賞を(一社)札幌青年会議所 第65代理事長 中村 悌也 君に授与し
ていただきました。
大賞及び札幌市長奨励賞受賞者 伊藤 孔一 氏
⑤第四部 五月特別事業スペシャルライブ(20分)
北海道札幌旭丘高等学校合唱部とクリス・ハート 氏が共演することで、学生たちには、
プロとして活躍するクリス・ハート 氏の技術や歌唱に対するモチベーションの違いを感
じ、未来への可能性を拡げていただきました。そして、市民の皆様には、夢や行動力を持
って活動することの大切さを感じていただきました。
⑥アフターパーティー(30分)
五月特別事業終了後、受賞者、審査員、ゲスト、協賛企業及び過去受賞者のつながりを
深めていただくための交流の場としてアフターパーティーを開催いたしました。受賞者や
ゲストと交流を深めることで札幌青年会議所の活動を理解していただきました。また、今
後の連携やつながりを強固にすることで、受賞者の活動が拡がる機会といたしました。
⑦事業後の展開
5月26日(木)J:COM札幌に地域のニュースとして、事業の様子を放送していた
だきました。また、5月25日STVラジオ「情報アライブ」でSTVラジオ賞受賞の伊
藤 孔一 氏が生出演し、受賞と活動の一端を紹介いたしました。札幌クオリティ7月号
にて事業の様子が掲載されました。そして、8月19日には、大賞及び札幌市長奨励賞を
受賞した伊藤 孔一 氏が札幌市長を表敬訪問し、冬季オリンピック・パラリンピック札
幌大会に向けて金メダリストを育成する想いを秋元市長にお伝えしました。また、北海道
新聞社賞受賞者である河村 泰孝 氏が、公益社団法人日本青年会議所主催第30回人間
力大賞にて、準グランプリ参議院議長奨励賞を受賞しました。
【事業目的に達した点】
①一般来場者アンケート設問において、「受賞者の夢やビジョンに共感し、今後も応援した
いと思いましたか」との質問に対し、91%の回答者が「応援したいと思った」、6%の回
答者が「自分も参加したいと思った」との回答をいただきました。本事業を通じて、受賞
者の夢と行動力を持った活動に共感し、まちの原動力である若者を応援する気運を高め、
まちの発展につなげることが出来ました。
②メンバー事後アンケートにおいて、「受賞者の夢やビジョンに共感し、今後も応援したい
と思いましたか」との質問に対し、90%の回答者が「応援したいと思った」、3%の回答
者が「自分も参加したいと思った」との回答をいただきました。また、メンバー事後アン
ケートにおいて「あなたはまちのためにどのような行為を行おうと思いますか」との質問
に対し、94%の回答者が何らかの行動を起こしたいとの回答を得られました。
本事業を通じて、受賞者の夢と行動力を持った活動に共感し、まちの原動力である若者と
して行動する機運を高め、まちの発展につなげることが出来ました。
③第一部 協賛企業奨励賞授賞式において、審査委員から各受賞者の選定理由をお話いた
だき、受賞者の魅力を市民に発信することで、受賞者の夢と行動力を持った活動に共感し、
まちの原動力である若者を応援する気運を高め、まちの発展につなげることが出来ました。
【実施上の問題点】
(1)審査委員をお引き受けいただく段階で、事業前に予定があることを把握していまし
たが、事業開始に影響に及ぼすほどの遅参にはならないと判断し、当該審査委員に
依頼しました。しかし、当該審査委員の到着が少し遅れたため、開会時間が18時
40分となりました。
(2)事業終了後退出する際、入り口付近にJCメンバーが集まって、一般来場者の導線
を妨げる場面が散見されました。また、アンケート回収係に話しかけるJCメンバ
ーによる一般来場者の導線妨害も見受けられました。
(3)開会時間の遅れの影響により、撤収作業にかける時間が大幅に短くなりました。さ
らに、残った水12箱を事務局への運搬、配布したお弁当の空箱などのゴミの処理
など、要する撤去作業が多いことも相まって、撤去作業を効率的に行うことが出来ませんでした。
(4)壇上の機材の搬入出と壇上に上がっていただく方の誘導の人手が不足していました。
(5)写真撮影が担当委員会と広報・渉外委員会が行ったため、連携が取れずスムーズに
進行できませんでした。
(6)授賞式において、記念品の賞状がA4サイズであったため、賞状としての価値や重
みを来場者に伝えることが出来ませんでした。
(7)賞状に関して、一部句読点が記載されているという間違いが発生しました。
(8)第三部 大賞及び札幌市長奨励賞授賞式時の集合写真において、審査委員が隠れて
しまい、全員が映らない問題が発生しました。
【次年度への引き継ぎ事項】
(1)審査委員を引き受けていただく際に、事業当日の予定時間をお伝えし、確認するべ
きでした。また、審査委員をお引き受けいただいた後も、遅参のないよう時間に余
裕を持ってお越しいただける旨を再度お伝えし、お願いする必要があります。
(2)事前に、HOTMAILで配信することによって、事業終了後、会場入り口付近に
集まるなど、一般来場者の導線を妨げる行為をしないよう注意事項として、メンバ
ーへ周知徹底する必要があります。
(3)撤収作業も含め、会場の使用が必要な時間を把握し、撤収作業を十分に行うことが
出来る時間の確保が必要です。また、配布したお弁当の空箱の処分方法や残った水
の運搬方法を予め決めておく必要があります。その際には、提供いただいた業者に
よる回収が必要です。
(4)壇上の機材の搬入出や壇上での誘導につき、委員会単独では人手不足が生じる可能
性がある場合には、室単位での増員配置も検討する必要があります。
(5)写真撮影が担当委員会と広報・渉外委員会が行ったため、スムーズに進行出来ない
可能性があるため、写真撮影は広報・渉外委員会に一任し、事業終了後データを共
有する必要があります。
(6)賞状としての価値や重みを来場者に伝えるため、A3サイズを検討する必要があり
ます。
(7)賞状を作成する際は、複数のメンバーで内容を確認し、記載の間違いが起きないよ
うにする必要があります。
(8)第三部 大賞及び札幌市長奨励賞授賞式の集合写真時は、人数が多くなるため、リ
ハーサル時に立ち位置を確認し、全員が写るか位置を確認する必要があります。
【総括】
この度は、2014年からスタートしたこの事業が本年第3回目の集大成の年というこ
ともあり、事業構築段階から会場やゲストの選定、演出方法などを委員会内で様々な議論
を重ねて、過去から現在、そして未来への「つながり」をテーマに検討いたしました。そ
して、オープニングでは、過去受賞者が共演し、その二人がこの日のために作成したオリ
ジナル曲を披露していただきました。また、特別ゲストには、クリス・ハート 氏を迎え、
札幌に住んでいた当時の想い出や夢や希望を持って進むことの重要性をお話しいただくこ
とで、授賞式に華を添えていただきました。さらに、クリス・ハート 氏と北海道札幌旭
丘高等学校合唱部との共演を通じて、これから未来へ進む学生たちに大きな自信と勇気を
与えることが出来ました。当日の運営に関しても、各会議・委員会にご協力いただきなが
ら、1,000人を超える来場者をスムーズに誘導することが出来ました。そして、何よ
り嬉しかったのが本年受賞者から、公益社団法人日本青年会議所主催第30回人間力大賞
ファイナリストとして河村 泰孝さんが選出され、準グランプリ参議院議長奨励賞を受賞
することが出来ました。まさに、過去の想いを受け継いだ結果が実ったと感じることが出
来ました。今後も、この事業を通じて、札幌で活躍する若者の志やビジョンが市民に伝播
し、市民の輪が拡がることで、ひとの活力とまちの魅力による夢と希望が溢れる札幌を実
現させるアワードとして発展させて行くことが必要だと考えます。このような素晴らしい
事業を担当させていただき、誠にありがとうございました。