八月「特別事業」

【事業の様子】
 
DSC_0460.JPG P8180051.JPG P8180189.JPG
 
 
 
 

 

委員長森田宣広.JPG

【日時場所】

(1)グローバル人材育成プログラム事前説明会及びセミナー

   2013年7月 5日(金) 13:00~16:05

(2)グローバル人材育成プログラム

   2013年7月15日(月)~7月19日(金)

(3)八月特別事業

   2013年8月18日(日) 14:00~16:22

委員長 森田 宣広

 

 

【実施開催場所】

(1)グローバル人材育成プログラム事前説明会及びセミナー

   札幌国際大学

   札幌市清田区清田4条1丁目4番1号

   011-881-8861

(2)グローバル人材育成プログラム

   タイ王国

(3)八月特別事業

   ホテルさっぽろ芸文館 瑞雪の間  

   札幌市中央区北1条西12丁目 ホテルさっぽろ芸文館 3階

   011-231-9551

 

【参加対象者】

 350名

 

【事業内容】

(1)開催当日までのスケジュール                   

   ①事前説明会及びセミナー 

     本プログラムの趣旨及び内容について説明会、並びにグローバル人材に必要な要素である「世界を知る、日本・札幌を知る」ことについてのセミナーを開催いたしました。

   Ⅰ.日 時: 7月 5日(金)12:00~16:20

   Ⅱ.場 所: 札幌国際大学 会議室

       

       13:00 開会

       13:01 理事長挨拶 第62代理事長 竹原 慎雅 君

       13:05 趣旨説明 グローバル人材育成委員会 委員長 森田 宣広 君

       13:12 タイの概況及びガイドライン説明 グローバル人材育成委員会

                                  委員 赤間孝之 君

       13:17 札幌について グローバル人材育成委員会 委員 岡本 丈男 君

       13:47 日本について グローバル人材育成委員会 

                       副委員長 三品 幸司 君

       14:29 休憩

       14:40 UN MDGs グローバル人材育成委員会 

                      委員長 森田 宣広 君

       14:23 三月「グローバル人材育成」例会 エンディング映像視聴

       15:40 「グローバル人材育成プログラム」スケジュール及び詳細について

              グローバル人材育成委員会 副委員長 三品 幸司 君

       15:58 質疑応答、承諾書記入

       16:05 閉会

 

   ②グローバル人材育成プログラム内容

     グローバル人材育成に必要な要素、「世界を知る、日本・札幌を知る」を習得するために、実際にタイ王国へ渡航しプログラムを通し実施してきました。

   Ⅰ.日 時: 7月15日(月)~7月19日(金)   

   Ⅱ.場 所: タイ王国

    ⅰ.7月15日(月)

      13:00 千歳空港集合

      13:05 「グローバル人材育成プログラム」結団式

      15:00 千歳空港出発

      22:05 台湾桃園空港出発

       0:35 バンコク スワンナプーム空港着

       2:40 ホテルチェックイン レポート記入 就寝

    ⅱ.7月16日(火)

       9:30 ロビー集合 本日の流れの説明

      10:05 JICAタイオフィス到着

      10:15 JICAタイオフィス現地職員よりセミナー

      11:55 昼食

      14:53 アユタヤ遺跡到着 視察

      19:03 夕食

      21:31 ホテル着 レポート記入 タイ学生との交流事業の準備

    ⅲ.7月17日(水)

       8:00 ロビー集合 本日の流れの説明

      11:21 ラヨーン県プルワックデーン郡ピッタヤコム中高校到着

      11:43 JICA現地青年海外協力隊隊員よりピッタヤコム中高校の概要説明

      11:49 歓迎セレモニー 記念品交換 

      12:39 昼食

      13:30 JICA現地青年海外協力隊隊員よりピッタヤコム中高校施設見学

      14:09 現地学生と交流

      18:35 ピッタヤコム中高校出発 *車中では各学生より感想発表

      20:34 夕食

      22:54 ホテル着 レポート記入

   ⅳ.7月18日(木)

      7:30 ロビー集合 本日の流れの説明

      9:31 ダムヌン・サドゥアクの水上マーケット着 視察

     12:15 昼食

     13:22 カンチャナブリー着

     13:30 慰霊碑の前で黙祷

     13:45 泰麺鉄道視察

     19:00 夕食 里親制度利用者、タイ政府関係者との交流

     22:00 バンコク スワンナプーム空港着

   ⅴ.7月19日(金)

      2:30 バンコク スワンナプーム空港発

      7:10 台湾桃園空港着

      8:40 台湾桃園空港発

     13:30 新千歳空港着

     14:25 解散

 

 

  ③参加者事後報告会

     グローバル人材育成プログラム参加前、参加後の自身の違いを事前アンケート及びプログラムレポートで検証、認識し、八月特別事業において発表する具体的内容を2グループに分かれて構築いたしました。

 

  Ⅰ.日 時: 8月6日(火)16:00~17:38

  Ⅱ.場 所: 札幌市中央区北1条西12丁目 ホテルさっぽろ芸文館 会議室 

      16:00 開会

      16:01 主催者代表挨拶 グローバル人材育成委員会 委員長 森田 宣広 君

      16:07 趣旨説明 グローバル人材育成委員会 副委員長 三品 幸司 君

      16:10 事前アンケート、プログラムレポート検証 

      16:26 八月特別事業 学生発表について

      17:28 質疑応答

      17:34 閉会

 

(2)八月特別事業

  ③参加者事後報告会

     グローバル人材育成プログラム参加前、参加後の自身の違いを事前アンケート及びプログラムレポートで検証、認識し、八月特別事業において発表する具体的内容を2グループに分かれて構築いたしました。

  ①事業内容

    国際都市「SAPPORO」実現のために、グローバル人材育成の重要さを参加者に理解していただきます。また、当委員会が実施したグローバル人材育成プログラムの成果を発表し、参加者へ(社)札幌青年会議所が行う運動への理解を深めていただけました。

  Ⅰ.趣旨説明、オープニング映像 (5分)

   ・本例会の事業目的を参加者に理解していただくために映像を用いて説明いたしまた。

  Ⅱ.第一部 UN MDGs  (40分)  

   ・2013年度(公社)日本青年会議所が新しく推進するUN MDGs「国際社会とのつながり」大人向け(中学生以上)をディスカッション形式にて行いました。

  Ⅲ.第二部 基調講演    (50分)  

   ・国際社会の現状に対する日本の現状及び、次世代のグローバル人材育成についてご講演をいただきました。

  Ⅳ.第三部 委員会プレゼンテーション(25分)

   ・グローバル人材育成プログラム参加者がプログラムを通し自身がグローバル人材へと成長した過程と今後、国際都市「SAPPORO」へ向けてグローバル人材の必要性を発表いたしました。

  Ⅴ.謝辞(4分)

 

  ②開催当日のスケジュール

      10:00 委員会メンバー集合

      10:05 設営開始

      10:35 リハーサル開始

      13:30 受付開始

      14:00 開会

      14:01 理事長挨拶 第62代理事長 竹原 慎雅 君

      14:06 趣旨説明

      14:14 第一部 UN MDGs

      14:57 第二部 基調講演

      15:44 第三部 委員会プレゼンテーション

      16:23 謝辞 グローバル人材育成委員長 森田 宣広 君

      16:22 閉会 

 

(3)事業の流れ

   2012年10月 1日     企画立案

   2013年 1月22日     札幌国際大学打合せ

   2013年 2月12日     札幌国際大学打合せ

   2013年 2月20日     JTB北海道打合せ

   2013年 2月26日     北海道石狩振興局 札幌市観光文化局観光コンベンション部打合せ

   2013年 3月19日     独立行政法人 国際協力機構打合せ

   2013年 3月27日     札幌国際大学打合せ

   2013年 4月 5日     独立行政法人 国際協力機構打合せ

   2013年 4月19日     独立行政法人 国際協力機構、札幌国際大学打合せ

   2013年 4月23日     会場打合わせ

   2013年 5月15日     関係諸団体打合せ

   2013年 5月28日     第五回理事会 協議上程

   2013年 5月31日     関係諸団体打合せ

   2013年 6月20日     会場打合わせ

   2013年 6月27日     第六回理事会 審議上程

   2013年 6月28日     グローバル人材育成プログラム参加者募集

   2013年 7月 1日     グローバル人材育成プログラム参加者募集締切

   2013年 7月 1日     チラシ・ポスター配布

   2013年 7月 2日     HOT・MAIL配信

   2013年 7月 2日     グローバル人材育成プログラム参加者選考

   2013年 7月 3日     グローバル人材育成プログラム参加者発表

   2013年 7月 5日     育成プログラム事前説明会及びセミナー開催

   2013年 7月10日     現地ワークショップ内容確認日

   2013年 7月15日~19日 育成プログラム実施

   2013年 7月26日     八月特別事業学生発表資料作成開始

   2013年 8月 1日     会場打合わせ

   2013年 8月 6日     参加者事後検証会 

   2013年 8月18日     八月特別事業実施

   2013年10月28日     第十回理事会 報告上程

 

【開催目的の実現と成果】

(1)グローバル人材育成プログラム事前説明会及びセミナー

①事前説明会及びセミナーを海外交流経験のある関係諸団体と共に開催することで、参加者が本プログラムの趣旨と目的を理解することができました。

②参加者が「世界を知る・日本・札幌を知る」について学んでいただくことで、世界と日本の現状や、日本人としてのアイデンティティ、札幌の歴史、風土、文化について深く理解することができました。

(2)グローバル人材育成プログラム

  ①現地滞在中、就寝前にプログラム参加者に宿泊先で当日の行動記録と何を感じたかをレポートしてもらうことにより、徐々にグローバル人材へと成長する変化を明確にすることができました。

  ②参加する学生自身が事前セミナーにて考案した内容にもとづき、タイ王国の現地学生と実施することで、自分の意見を伝えることや多様性を受け入れることで相互理解を図ることの重要性と意識の向上を図ることができました。

  ③現地の学生やタイ政府関係者、また、ODA活用現場である里親制度対象者との国際交流を実施することで、国内では学ぶことのできない国際感覚や相互理解を深め、次代を担う世代をグローバル人材に育成することができました。

(3)八月特別事業

  ①担当割の不明確さにより理事長挨拶時にマイクが無いという事態が起きました。

  ②各モジュールでの進行の遅れと、直前まで学生とプレゼンテーションの内容を精査し正確な時間を計測していなかったためていたため、開催スケジュール終了予定時刻より12分長くなってしましました。

  ③他のイベントと重なり、講演会場の駐車場と近隣駐車場に、車を止められずに開催時刻に間に合わなかった市民がいました。

 

【今後の課題】

(1)グローバル人材育成プログラム事前説明会及びセミナー

 事前に数回開催日を周知することはもとより、セミナーの重要性を学生に認識していただくためにも幾度も電話での取りまとめや確認が必要です。また、緊急時に備えて緊急時対応表を作成し、配布しておく必要もあります。

(2)グローバル人材育成プログラム

  ①プログラムのスケジュール作成の段階で休憩時間を多めに考慮することや、夜間のレポート記入の時間を考慮して睡眠時間の妨げにならないように配慮する必要があります。

  ②開催国の渋滞状況を入念に事前調査することはもとより、予想外の事態に備えてゆとりをもったスケジュール作成が必要です。

(3)八月特別事業

       ①当日の各担当の役割を明確に周知し、連携をとることはもとより、任務が遂行できなかった場合に備えてメンバー全員でフォローし合えることが必要です。  

  ②開催当日スケジュール通りの時間で終了できるように当日のタイムスケジュールや進行内容の綿密なリハーサルが必要です。

       ③開催当日の会場のスケジュールを確認しておくとともに近隣駐車場の台数も確認し、会場人数に応じた十分な駐車台数が確保できるか確認する必要があります。

 

【委員長所見】

 理事長所信を何度も何度も読み返し、幾度も委員会メンバーと議論をしてきたこの約10か月間。グローバル人材の育成について当委員会が紐解いたものは、日本、札幌のことをしっかりと学び、認識し、他国との人々と相互理解を深め、コミュニケーションを図ることが重要であるということでした。

 

 事業の目的である、市民の社会貢献意識を高めるために、第一部ではMDGsを切り口とした、国際問題、国際協力について学んでいただき、第二部では池田氏の講演により、現在グローバル人材として活躍している日本人、そして今後のグローバル人材に必要な要素として「郷土愛」、「地球益」を考えられる人材というお話をさせていただきました。第三部委員会プレゼンテーションが私たちの伝えたい全てでした。

 

 グローバル人材育成プログラムを構築し、海外を知らない学生を現地に連れていき交流や文化を学ぶことで、どのような変化、成長をするのかということを実践していまいりました。その結果、出国前と帰国後の学生の変化は言うまでもなく、新しい価値観とエネルギッシュな考えを持てるほどに成長しました。

 自分たちが知らなかったことの多さに気づき、驚き、今のままではいけないという危機感を抱くことで、自分たち自身がグローバル人材へと成長していかなければならないのだということを考えることができたはずです。

 

 私自身20歳前後の時には考えていなかった海外への視野。今30歳を過ぎ思えるのは、自分が20歳前後の時にこのようなプログラムに巡り合うことができなかったこと。だからこそ、今を生きる将来を背負っていく若者に、多くの経験を感じて成長して欲しいという想いから本事業を構築してまいりました。ひとづくり室という名の通り、限られた時間の中で、人が成長していく過程を間近で見れたということの感動は最高の時間でありました。

 

 最後になりますが、沢山の関係者、関係団体、メンバーの皆様にご協力いただいたからこそ、本事業を終えることができました。この委員会、この事業を担当させていただいたことに心から感謝しております。本当にありがとうございました。