九月「未来の企業創造」例会
【事業の様子】
場 所 サッポロファクトリー アトリウム
担当委員会 未来の企業創造委員会
委員長 油矢 紗也香
【公益性の有無】
(1)「公益目的事業」該当項目
14.男女共同参画社会の形成その他のより良い社会の形成の推進を目的とする事業
19.地域社会の健全な発展を目的とする事業
(2)上記の目的を実現する事業実施において注力する点
14.女性の就業を促進することにより、より良い社会の形成に寄与する。
19.これからの企業のあり方を理解していただくことによりまちの発展に寄与する。
【参加対象者及び人数】
参加者数 226名
内訳 対外参加者: 122名
対内参加者:正会員 104名(参加率64.6%)
特別会員 2名
【事業内容】
(1)開催当日の進行内容
① オープニング映像
まちに住まう私たちが、時代の変化に対応し、地域が活性化してくためには人材の活躍が大切であることを映像にて紹介いたしました。
② トークセッション
どのような能力を持った人材が求められているか、なぜ企業は多様な人材を活用すべきなのか、どのように労働環境が改善されるべきなのかを出演者にお話しいただきました。
Ⅰ.テーマ これからの企業が取り組むべきダイバーシティ(多様性)の必要性
Ⅱ.目的 ダイバーシティの必要性を認識するとともに、企業が取り組むべき課題の方向性を見出すことで、労働への意欲を高めていただきます。
Ⅲ.内容
ⅰ.現在の経済状況と問題点について
ⅱ.ダイバーシティの必要性について
ⅲ.ダイバーシティ経営の事例紹介(六花亭・24-7)
ⅳ.バランス診断シートを用いて自身の現状・課題を把握
ⅴ.ダイバーシティ経営の事例を紹介
ⅵ.ダイバーシティマネジメントにより組織全体を変革する
ⅶ.地域社会に必要とされる未来の企業とは
Ⅳ.出演者(2名)
勝間 和代氏 経済評論家 中央大学ビジネススクール客員教授
藤井 佐和子氏 株式会社キャリエーラ キャリアコンサルタント
Ⅴ.コーディネーター(1名)
保田 隆明氏 小樽商科大学大学院 准教授 テレビ北海道 けいざいナビ キャスター
③ 質疑応答
事前にいただいたダイバーシティマネジメントについてのご質問を、勝間氏と藤井氏に答えていただきました。
④ 委員会プレゼンテーション2
まちに必要とされる未来の企業ビジョン映像をご覧いただきました。
⑤ 抽選会
協賛企業より協力いただいた商品や出演者の執筆本を、抽選にて参加者にプレゼントいたしました。
⑥ アンケート記入
参加者の皆様に、本事業についてのアンケートに記入していただきました。退場の際、協賛品をお渡しいたしました。
(3)開催当日のスケジュール
18:00 開場(受付開始)
18:30 開会
18:31 理事長挨拶
18:36 オープニング映像
18:38 オープニング映像終了
18:39 トークセッション開始
19:55 トークセッション終了
19:56 質疑応答
20:08 質疑応答終了
20:09 抽選会開始
20:12 抽選会終了
20:13 エンディング映像開始
20:18 エンディング映像終了
20:19 アンケート記入
20:23 閉会
【開催目的の実現と成果】
(1)トークセッションにて協賛各社を含む企業が、多様な人材を活用し業績が上がった事例等を紹介することにより、企業にダイバーシティ経営を取り入れていただく機運を高めていただくことができました。
(2)トークセッションでは、ダイバーシティ経営推進のためのポイントを紹介し、参加者にバランス診断シ―トを用いて個人や自社の課題を検討していただくことにより、取り組むべき課題を理解していただくことができました。
(3)地域経済活性化のためには企業に多様な人材の活躍の場が必要であることを認識いただき、企業が率先して行動するきっかけとしていただくことができました。
(4)ダイバーシティ経営の必要性を参加者の9割以上の方に理解していただくことができました。
(5)本例会の参加者の内3割の方が既にダイバーシティ経営を実践されており、約6割が今後実践をしていきたいとの結果となりました。企業も個人も自らの価値を高めるために行動する意識変革につながりました。
【今後の課題】
参加人数が増えても対応ができるよう、事前のスピーカー発注や配置に工夫が必要です。
【委員長所見】
未来の企業創造にあたり、四月特別事業から本当に多くの議論をスタッフと重ね、また、関係諸団体の皆様に多大なるご協力をいただき本例会を無事に開催することができました。
一人でも多くの市民に、ダイバーシティ経営の必要性を理解していただき、企業に取り入れるヒントを持ち帰ってもらうために、会場選定・出演者の選定・トークセッション内容と細部にわたり熟考し準備を進めてまいりました。当日は、委員会メンバーの一人ひとりが役割をしっかりと理解し、事前準備通りに着々と本番を進めることができました。何よりも、アンケートにおいて多くの参加者から、貴重な意見や感想を伺えたことが一番の実りであり、嬉しい結果でした。地域社会に必要とされる未来の企業ビジョンを、市民に広く発信する例会を開催することができました。また、本例会を経て、一人ひとりの力によって地域社会の活性化に必ずつながると実感いたしました。今後も、多様な人材が活躍できる社会を目指し、継続して運動を邁進していきたいと思っております。
最後に、参加いただいたメンバーの皆様、ご協力いただいた企業様・関係諸団体の皆様、そして、支えてくれたスタッフ・メンバーに心から感謝いたします。ありがとうございました。