副理事長 渡部 裕史
副理事長 渡部 裕史
本年度、竹原理事長が掲げる基本理念「誰もが安心して暮らせる、思いやりと魅力が溢れるまち札幌」の創造を目指すための組織づくりの中で、人づくり室担当副理事長を務めさせていただきました。
当室では創立記念例会、グローバル人材の育成そして東大邱青年会議所との姉妹JC締結40周年記念式典を担当することで、現在の札幌が必要とする人材を対内外ともに育成できたと確信しております。
<グローバル人材の育成>
札幌青年会議所は2012年度に、「第25回国際アカデミーin札幌」を主管し、世界との友情を育みながら真の国際化に向けた運動を実践しました。これを一過性のものとせずに、どのようにしてこの札幌のまちに根付かせていくか、
多くの市民を巻き込んだ事業なのか、もしくは選ばれた人材に海外研修を行い自己の経験を発信するかの議論を致しました。
この委員会では昨年度にグローバル人材の定義をもとにグローバル人材育成プログラムを構築し、海外を知らない次代を担う学生たちを現地に連れていき交流や文化を学ぶことで、どのような変化、成長をするのかということを市民に伝えるという手法をとりました。
その結果、出国前と帰国後の学生の変化は言うまでもなく、新しい価値観とエネルギッシュな考えを持てるほどに成長しました。自分たちが知らなかったことの多さに気づき、驚き、今のままではいけないという危機感を抱くことで、自分たち自身がグローバル人材へ
と成長していかなければならないのだということを考えることができました。森田委員長の素晴らしいリーダーシップと発想力によって、多くの市民のみならず我々札幌青年会議所メンバーにも多くの学びと気付きを与えることが出来たのではないかと感じております。
<渉外委員会>
渉外委員会では京都会議、サマーコンファレンス2013、北海道地区大会「恵庭大会」、全国会員大会「奈良大会」と4回に及ぶ札幌青年会議所LOMナイトの企画・設営、
東大邱JCとの姉妹JC締結40周年記念式典の開催と一年間を通して毎月のように議案上程がある委員会でありましたが、全てにおいて山川委員長らしいおもてなしの心をもって事業に取り組んでいただきました。
4回のLOMナイトでは各開催地の特色を活かした企画やメンバー同士の絆を感じられる場を創出しLOMの結束力向上に繋げることができたと考えておりますし、国際大会でのブース出展では開催が直前に迫った第25回国際アカデミーinSAPPOROを世界中のメンバーの皆様にPRすることや開催を終えて御協力をいただいた世界中のメンバーの皆様に御礼をすることができました。
又、国際アカデミー開催期間中は目まぐるしく変更されるアテンドスケジュールに対しフレキシブルに対応するなど、札幌青年会議所の持つホスピタリティをLOMの先頭に立ち存分に発揮してくれたのではないかと思っております。その運動の中で、我々は、札幌のまちに住む日本人としてのアイデンティティを強く持った上で、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するコミュニケーション能力を身につけることの大切さを実感しました。相手の国や国民性を理解しようとする姿勢も大切ですが、「日本はどのような国で、日本人は何を大切にして生きているのか」という問いに明確に答えることができなければ、世界における日本人の尊厳すら危ぶまれます。
世界的な競争と共生が進む現代社会において、札幌のまちに住む日本人としてのアイデンティティを保ちながら、多文化を受け入れ、新しい価値を創造する能力を養い、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識をもった人材を育てるための運動が一層必要になります。
