専務理事 奥山 倫行

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専務理事 奥山 倫行

 

1.ある日「その話」が・・・

 

 2012年度(社)札幌青年会議所の札幌コミュニティ構築委員会の委員長としての役職を全うしようと躍起になっている2013年9月に「その話」をいただきました。
 

 「その話」というのは2013年度(社)札幌青年会議所の専務理事の指名のお話です。まさか自分がそのような大役のお話をいただけるとは思っておりませんでしたし、正直、委員長として最高の1年を過ごしており「次年度は少し肩の力を抜いて・・・・・・」程度に考えておりましたし、弁護士という職業柄どうしても自分自身がプレイヤーとして動かなければならない場面も多い中で激務の専務理事職を全うできる自信はありませんでしたし、冷静に考えれば考えるほど、消極的な考えも頭に浮かんできました。

 

 ですが、何より尊敬する竹原慎雅理事長からのお話でしたし、とにかく竹原慎雅理事長の近くでまた1年間ご一緒できることに対する喜びと期待はワクワクするばかりでしたし、若いメンバーに対して背中をみせることの大切さも感じておりましたし、結果、それほど迷いはなく、お引き受けさせて頂きました(迷いはありませんでしたが、不安と心配は山積みでした)。

 

2.「さんぷく だるま会」

 

 そのような中でスタートした専務理事としての1年ですが、振り返ってみますと、あっという間に1年間が過ぎてしまいました。キャビネットの中には、既に専務理事を経験された、大越誠之副理事長、佐藤光展副理事長がいらっしゃいました。この偉大な歴代専務理事経験者のお二人からは、大所高所に立ったアドバイスから、重箱の隅の隅に至ってしまうのではないかというような些細なアドバイスまで、本当に親身なご指導をいただくことができました。

 また、もう1人の副理事長は、渡部裕史副理事長でした。渡部副理事長とはこれまでは殆ど接点がありませんでしたが、1年間を通じて、昔のJC活動のこと、JC運動のこと、後進の育成のこと、様々なことを学ばせていただくことができました。そしてこの個性豊かな三副理事長は「さんぷく だるま会」を結成されました。2013年度以外の年のことはわかりませんが、諸先輩から「ここまで仲の良い副理事長は珍しい」という話を聞くにつれ、さすが竹原理事長のキャビネットだと嬉しく感じながら過ごしておりました。

 

 実態は知られておりませんが、各ラインのトップである三副理事長の「さんぷく だるま会」での団結があったからこそ、2013年度の各委員会の事業・運動も大成功に導けたのだと思いますし、LOM全体の結束も強固なものになったのだと思いますし、会員拡大運動においても、異例の大成功を収めることができたのだと思います。改めまして、三副理事長と「だるま」には感謝いたします。有難うございました。

 

3.専務理事としての苦悩


 専務理事の苦悩は尽きないものです。①知らない電話を受けないことは許されない、②知らない人からの電話の数は尋常ではない、③1日中電話をしている、④突然知らない先輩からもお叱りを受ける、⑤事務局長・各委員長に言いたくないことも言わなければならない、⑥365日以上休みはない、⑦聞いたことも無いことや想像したことも無いことの決断を迫られる、⑧「さんぷく だるま会」の皆様にアレコレ言わなければならないしアレコレ言われなければならない、⑨自分の分身として事務局の机の上に置いていたキン肉マンが何者かによって破壊されている、⑩不祥事や失敗の責任を糾弾される、⑪たまにはおっかない顔をしなければならない、⑫理事会で突然「専務理事のご意見は?」と尋ねられても常に答弁に窮する態度は見せられないなど、数限りの無い苦労とともに過ごしています。

 

 世の中には判断のつかない事柄は沢山あるものです。それにも関らず、どんな事柄でも瞬時に正しい方向での判断をし続けなければならないというプレッシャーは相当なものです。個人的には誰とも仲良く過ごしていたい性格にも関わらず、立場上、憎まれ役に徹しなければならないという心理的圧迫も相当なものです。そういった相当な状況を1年以上もの間実際に経験できることは、専務理事職の醍醐味の1つなのだと思います。至らないことも多々ありましたが、皆様、有難うございました(そして、ときに、失礼いたしました)。

 

4.専務理事を支えるもの

 

 そんな苦悩に満ちた専務理事職でしたが、心の支えが2つありました。

 

 1つ目は「すべては竹原理事長のために」という想いです。竹原理事長の笑顔や、竹原理事長の姿や、竹原理事長の想いを何とか実現しようと頑張る各委員会の姿や、そういったことの全てが何よりの心の支えでした。

 

 2つ目は「今西常務と過ごす濃密な時間」です。専務理事は理事長とご一緒させていただく時間も多いのですが、それに匹敵するくらい常務理事とご一緒させていただく時間も多いのです。

 

 今西常務は前年度総務委員長としての経験を活かし、また、社会人としての豊富な経験を活かし、さらに、艶っぽい嗜好を醸し出しながら、常に専務理事と二人三脚で1年間を過ごして下さいました。

 そして、そんな今西常務は1年間を通じて過去の常務理事職の常識を完全に覆すような「凄い」大活躍をされました。
 

 まず今西常務が凄いのは「常務の手柄」をいつも「専務の手柄」にしてくれていました。次に今西常務が凄いのは後年への影響を考えずに「専務理事と同じ動きをする常務理事」としての「今西スタンダード」を確立していました。さらに今西常務が凄いのは翌日への影響を顧みずに仲間との懇親の場を温め続けてくれました。加えて今西常務が凄いのは・・・・・・と褒め続けても何も戴けなそうですので、このあたりにさせていただきます。いずれにしても、今西常務が常務理事を務めて頂いていなければ、1年間、私が専務理事職を全うすることはできなかったと思います。今西常務、有難うございました(そして、日々の自分本位の振る舞い、失礼いたしました)。

 

5.最後に

 

 字数が尽きてしまいそうなので纏めさせていただきます。62年の歴史がある(社)札幌青年会議所の専務理事の責任の重さは想像もできないほどでした。そして、人知れずその重圧に挫けそうになる場面もありました。しかしながら、1年間、私が専務理事職を全うすることができたのは、一言でいえば、竹原理事長のおかげでございます。常に真摯にJC運動に向き合い、誰よりも熱い想いでメンバーを引っ張り続け、類稀な行動力でJCライフを全うされ、誰よりも相手の気持ちを思いやる、そんな偉大な竹原理事長の専務理事を務めさせて頂けたことが、自分自身の誇りであり、支えでした。

 

 竹原理事長とメンバーの皆様への感謝の気持ちは尽きませんが、今年経験し、学ばせて頂いた1つでも多くのことを、自分の生涯に活かし、メンバーに伝え、そして何より愛するこのまちの明るい豊かな社会の実現に向けた行動につなげていくことが、自分ができる恩返しだと感じております。生涯忘れることのできない、最高の2013年度、1年間、有難うございました。