地域の絆創造委員会 活動報告
委員長 佐々木 和也
【事 業 名】
①五月「地域の絆創造」例会
開催日時:2013年5月25日(土)
会 場:共済ホール
事業内容:札幌市に対する「帰属意識の向上」、「絆」をテーマに市民の協力のもと絵本を制作し、志茂田景樹氏を講師としてお招きし、制作した絵本の読み聞かせ会を行うことで、地域の絆を創造することの大切さを認識していただくことを目的とした例会を開催しました。多数の新聞や雑誌に掲載されるなど、(社)札幌青年会議所の運動を拡く発信することとなり、多くの市民に思いやりや感謝の気持ちを育み、地域への帰属意識を高める機会を創造することができました。
②地域の絆絵本製本
事業内容:五月「地域の絆創造」例会にて朗読した2作品を製本し、市内図書館や養護施設、協力団体に寄贈いたしました。多くの市民が絵本を手にする機会を創造することにより、郷土への愛着を育み帰属意識を醸成し、地域の絆の大切さに気付く契機とすることができました。
③地域の絆絵本読み聞かせ会
事業内容:五月「地域の絆創造」例会で実施したアンケート結果を基に、地域コミュニティの活性化、帰属意識の醸成、絆の創造を目的として製本した、地域の絆絵本の読み聞かせ会を実施いたしました。
③十二月「OB予定者を送る夕べ」
開催日時:2013年12月3日(火)
会 場:札幌パークホテル
事業内容:本例会は2013年度を締め括る最後の事業ということもあり、委員会の垣根を越えて多くのメンバーの協力の下で開催いたしました。皆様に心より感謝申し上げます。本年度のOB予定者の積極果敢な活動には目を見張るものがあり、私たち現役メンバーに素晴らしい背中を見せていただくとともに、かけがえのない想い出をいただきました。「ありがとう」の想いを本例会を担当させていただいたことで、少しでも伝えることができたのではないかと、心より誇らしくも嬉しく思っております。室メンバー一人ひとりが、己の成すべきことをしっかりと行ったことで、滞りなく例会を進行することができ、メンバーの能力の高さを改めて実感させていただくとともに、この素晴らしい例会を心を一つに開催することができたことを心より嬉しく思っております。最後に、無事開催することができたのは、皆様の自発的な協力があったからこそと思っております。関わっていただいたすべての方に心より感謝を申し上げます。
【会議体・委員会運営方針の検証】
委員会メンバーの皆様の御協力のもと、十一月「アワードバンケット」例会にて、最多出席率委員会賞を受賞することができました。仲間と集うことの素晴らしさを伝え、メンバーと熱く夢を語り合い、苦楽を共にしたことで得られる絆を一生涯の強い絆に育てるべく、熱意と情熱が溢れる委員会が運営できたのではないかと自負しております。
【1年間の活動に対する総括】
①本年度の運動で得た成果
地域の絆創造委員会では、絵本を通じて帰属意識を高め、地域コミュニティを活性化することが絆を創造の伝播につながることを目的として運動を展開してまいりました。絵本制作の過程では、札幌市出身の絵本作家の方々や、絵本の普及に努めている市民団体の皆様、絵本という分野に携わるたくさんの札幌市民の皆様から、我々の運動に賛同していただき、たくさんのご支援を賜りました。
五月「地域の絆創造」例会では、委員会プレゼンテーションにおいて、札幌市の魅力を発信し、制作した絵本の発表、絆の大切さに関する講演と絵本の読み聞かせを行うことで、参加いただいた市民の皆様に絆の大切さや、札幌市に対する郷土愛を育んでいただくことができました。例会で実施したアンケートをもとに、共感を得ていただいた市民団体に対し、絵本の読み聞かせ会を実施することで、地域コミュニティ活性化及び絆を創造するきっかけにしていただくことができました。
②未来へとつながる可能性
例会で制作した絵本を製本化し、札幌市内の図書館を中心に寄贈することで、本年1年間の運動で終わることなく、まだ我々の運動を知らない多くの市民や、まだ小さくて本を読めない世代の子どもにも継続して発信することが可能になりました。
③まとめ
「いじめ」「児童虐待」「ドメスティック・バイオレンス」という、学校や家庭で起こる問題、これらの諸問題が増えている現状を調査・研究した結果、近隣住民との関係の希薄化による、地域コミュニティの衰退が一因にあるのだと考えました。ではなぜ、近隣住民との関係が希薄になってしまっているのか、それは先にも述べた通り、核家族化、産業構造の変化、情報通信技術の発展といった様々な時代背景が複雑に入り交じっている状況に加えて、特に我々のまち札幌は、歴史が浅く、他府県からの移住者が多くの集まる環境であり、現在も転勤等による人口の流動が激しい地域であるため、近隣住民との関係の希薄化が顕著な都市です。
そのような状況を踏まえ、今の札幌に何が必要なのか検討し、導き出されたのが、地域コミュニティの活性化であり、帰属意識を高め、その価値観を共有することが、地域の絆を創造することにつながると考えました。
次世代を担う子どもたちや、幅広い年代の市民に我々の運動を発信するために、絵本制作という手法を通して継続的に絆を創造する種をまくことができました。製本化された絵本を、各施設へ寄贈することで少しでも多くの市民の皆様に触れていただき、現在抱えている社会問題が少しでも解消されることが明るい豊かな社会の実現へ近づくのだと考えます。
また、例会や読み聞かせ会を通じて、多くの市民に笑顔や感動という形で絆構築の必要性を実感していただけたことは、とても意義深いものになりました。それは、一年間の目的達成のための手法として絵本の寄贈を行ったことにより、私たちが絆構築のために種をまいた運動が、引き続き市民の皆様に受け継がれ、花を咲かせる可能性を残せたからにほかなりません。
青年会議所運動は単年度制を軸として行われておりますが、市民の皆様に引き継ぎ、継続的にまちづくり運動を進めていける環境の構築も、今後の私たちの課題ではないかと実感しました。
