副理事長 佐藤 光展
副理事長 佐藤 光展
本年度、竹原理事長のもと地域創造室、地域の絆創造委員会及び地域のたから創造委員会の1室2委員会を担当させていただきました。素晴らしい室長、委員長にお支えいただき地域のつながりと魅力を高め、活力あるまちの創造を目指した運動を1年間実践することが出来ました。
人間は一人では生きていけません。我々は東日本大震災を通して日本人が支えあい、助け合う姿を目の当たりにしました。日本人の誇りである「利他の精神」は人々が培ってきた絆によって形成され、愛する地域のたからを復興させようという強い想いからつながりが生まれ、更なる発展があると考えます。
我々は札幌市民の強い絆を創造し、皆様に愛されるたからを創出するためには、この札幌が本当に安心して暮らせるまちであり、どんな魅力が眠るまちなのかを、今一度見つめなおすことから始めました。そして地域に潜む問題点を明確化し、人々が互いに心を通わせ合う思いやりに満ち溢れた絆社会の形成を目指すと同時に、地域に密着し、市民の声を汲み上げることで、まちに埋もれた資源を発見し、潜在する魅力を引き出して、札幌のたからとして発信することが重要であると考え運動してまいりました。
両委員会は竹原理事長が掲げる理想を具現化するため、多くの時間をメンバーと共有し、「地域のつながりと魅力を高め、活力あるまちの創造を目指した運動」というテーマについて根底から議論しました。自分たちが考え抜いて出した「理想」を実践するため議案という「設計図」を作っても「更に高い理想を現実化せよ」という高いハードルを設定され、両委員長は飛ぶことを躊躇した時期もあったと思います。しかし、理想を具現化するため謙虚に反省、改善を繰り返し、何度も何度もメンバーで集まり議論したことによって家族のような強い絆が構築され、一体感が生まれました。両委員長はメンバーがたからであり、自分自身がまちを変えるたからであるということに気付いたのではないでしょうか。まちを強い絆で結び、魅力を高めるためには、まずは自分自身をピカピカに磨かなければなりません。それは札幌青年会議所が未来永劫継承して行くべき使命であると考えます。
【地域の絆創造委員会】
日本人は敗戦や震災など、これまで多くの困難に直面しました。その都度、気概を持って行動し、更なる発展を遂げてまいりました。その要因は「みんなで頑張ろう」という想いを共有し、助け合い、励まし合ってきたからだと思います。しかし、困難な時に結束し合う日本人も日常生活でつながりの希薄化を否めず、子ども達が健やかに育つ環境の脆弱化を招いていることに危機感を感じました。そこで、情操教育にも用いられる絵本の読み聞かせを行うことにより感情や情緒を育み、創造的な意識や価値観を養っていただくため、実話でもある東日本大震災で犠牲になった子ども達の母親8名が想いを綴った絵本「ひまわりのおか」の朗読を行いました。来場した親子が手を繋ぎながらお互いに涙し、肩を寄り添わせている姿を見た瞬間、絆の重要性に気づいていただくとともにつながりを深めていただくことができたと感じております。また、札幌市内で活動されているNPO法人と地域の絆創造委員会にて「人々を結ぶ絆」「帰属意識の醸成」について深く考え、ストーリーを作成し、製本した「地域の絆絵本」を児童施設に配布させていただきました。絆創造のため市内各所で読み聞かせも行い、帰属意識を醸成出来たと考えております。
【地域のたから創造委員会】
