十月「札幌プライド発信」例会報告
日 時 2012年 10月28日(日)
場 所 ホテルさっぽろ芸文館 3F 瑞雪の間
担当委員会 札幌プライド発信委員会
【公益性に関わる事項】
(1)「公益目的事業」該当項目
2.文化及び芸術の振興を目的とする事業
7.児童又は青少年の健全の育成を目的とする事業
15.国際相互理解の促進及び発展途上にある海外の地域に対する経済協力を目的とする事業
19.地域社会の健全な発展
(2)上記の項目を実現する事業実施において注力する点:
様々な観点から事例を検証し、適切な構成内容とする
【参加対象者及び人数】
337名
対外対象者:札幌市内小中学生 58名
札幌市民 209名
対内対象者:正会員 70名
【事業実施内容】
(1)開催当日の進行内容
①第1部 オープニング
真の国際都市「SAPPORO」実現を目指す背景として札幌が抱える課題を伝えると共に、
「第25回国際アカデミーin札幌」の検証から得た国際人育成の重要性を映像にて伝えました。
②第2部 ワークショップセミナー
ピーターフランクル氏をファシリテーターとして国際人の条件である「世界を知る」「自国を知る」
「交流をする」という3つの重要な要素を学んでいただきました。
Ⅰ.参加者への質問
参加者に3つの要素に関して質問と説明をし、国際人として必要な素養を知っていただきました。
Ⅱ.セミナー
様々な世界との違いや日本の素晴らしさを伝えていただく事で「世界を知る」「日本を知る」重要性を
知っていただき、その2つの要素を身に付けた上で、相手を尊重し「交流をする」事が国際人として必要で
ある事を理解していただきました。
Ⅲ.ワークショップ
アイスブレイクとして参加者に見知らぬ人同士でペアを組み、クイズに答えていただきました。更にそのペア
にてイントロダクションゲームを行い、短時間で自分の趣味や夢等を互いに伝え合う事でコミュニケーション
の楽しさを感じると共に、心を開いて相手と向き合う事の重要性を学んでいただきました。
③第3部 委員会プレゼンテーション
「世界を知る」「日本を知る」「交流する」の要素を初中等教育から推進していく事が国際人育成に
繋がり、国際感覚を持った子どもたちが増える事によって、まちの国際化や魅力を国内外へ発信
する力を高め、世界中から愛されるまち「SAPPORO」の創造に繋がる事を映像と委員会メンバーの
発表にて伝えました。また、実際に世界を見る事で3つの要素の重要性を感じた札幌日大中学2年生の
片山晴菜氏に自らの経験と考えを発表いただきました。
(2)当日のスケジュール
13:00 開場・受付開始
13:25 国連ミレニアム開発目標について
公益社団法人日本青年会議所グローバルコミュニケーション確立会議
副議長 鏡 庄吾 君
13:30 開会
第1部オープニング映像
13:35 理事長挨拶 社団法人札幌青年会議所 理事長 林 将告 君
13:40 講師紹介 ピーター・フランクル氏
第2部ワークショップセミナー
13:41 Ⅰ.質問
14:01 Ⅱ.セミナー
14:40 Ⅲ.ワークショップ
15:10 第3部委員会プレゼンテーション
15:36 閉会
【開催目的の実現と成果】
(1)ピーターフランクル氏に世界と日本の違いや、日本の魅力を伝える事で、参加者に世界に対する興味を持っていただくと共に日本人としての誇りを感じていただく事が出来ました。
(2)ワークショップにて初めて出会った人とコミュニケーションを取る楽しさを感じていただく事で、積極的に交流するきっかけになりました。
(3)委員会プレゼンテーションにて、国際人として必要な国際感覚を醸成する為に3つの要素が重要である事を伝え、日常から出来る事を認識していただきました。
(4)本例会の開催を「第25回国際アカデミーin札幌」開催前の4月より開催後の10月に実施した事で、国際アカデミーの成果をふまえ、3つの要素を初等教育にて行う事が継続的に必要な運動である事を市民に発信し理解いただく事が出来ました。
【委員長所見】
「第25回国際アカデミーin札幌」開催地プログラムを通して、真の国際都市を目指す上で必要な事は、私たち市民が国際人となり異文化を受け入れる心や、一人ひとりが札幌の魅力を発信する事が重要である事を知りました。十月「札幌プライド発信」例会では、その集大成として国際人に必要な3つの要素「世界を知る」「日本、札幌を知る」「交流する」を多くの市民に発信し、伝播する例会を開催する事が出来ました。
子どもたちののみならず、大人の方々も世界との違いを知る事で新しい価値観や思いやりの心が生まれ、自ずと日本やわたしたちが暮らす札幌に興味を持つ事を知っていただき、コミュニケーションを取る事で相互理解に繋がる事を感じていただけた事で、本例会の目的である国際人としての第一歩を踏み出していただけたと確信しております。これからも継続的に国際理解教育、確かな国家観や地域観を養う教育、そして国際交流事業を行う事で未来の国際都市「SAPPORO」を実現する国際人が札幌に溢れると考えます。
【別添資料】