六月「創立記念」例会報告

 

日   時 2012年 6月11日(月)

場   所 札幌パークホテル 3Fパークホール

担当委員会 札幌JC発信委員会

 

 

【公益性に関わる事項】

 なし

 

【参加対象者及び人数】

 174名

      正会員 109名

      シニアクラブ会員  65名

 

【事業内容】

(1)

①第一部プレゼンテーション

 過去から現代へのカウントダウンから、節目の60周年時の第60代北嶋理事長のメッセージと本年度第61代林理事長のメッセージをリレー形式で披露し、新たな10年へ向けたビジョンに基づき本年度取り組まれている運動についてお伝えしました。

②第二部懇親会

 特別会員と現役メンバーが懇親を深める事が出来るようにゆとりある時間配分で懇親会を開催し、シニアクラブ会員のテーブルには現役メンバー全員で配膳の気配りを行い、おもてなしの心を先輩諸兄にお伝えしました。また、現役メンバーからシニアクラブ会員に対し、翌月に開催を控えた「第25回国際アカデミーin札幌」についてPRタイムを設け、六月「国際シティ創造」例会で利用した映像の上映に加え、現役メンバーを代表し竹原運営実行委員長から進捗状況や意気込みをお伝えしました。

(2)開催当日のスケジュール

13:00 最終打ち合わせ・会場設営開始

14:15 全体リハーサル

16:00 現役メンバー受付開始

16:40 全体説明・セレモニー及び若い我等練習

18:00 特別会員受付開始

18:30 開会

18:31 国歌ならびにJCソング斉唱

18:33 JCIクリード唱和

18:35 JCIミッション唱和

18:37 JC宣言朗読ならびに綱領唱和

18:39 理事長挨拶       第61代理事長 林将告君

18:44 シニアクラブ会長挨拶  シニアクラブ会長 第47代理事長 古野重幸先輩

18:48 第一部プレゼンテーション開始

18:53 第一部プレゼンテーション終了

18:54 特別会員紹介      専務理事 佐藤光展君

19:01 第二部 懇親会

           祝杯挨拶   シニアクラブ幹事長 第57代理事長 金井英樹先輩

      19:06 歓談

      19:41 現役メンバーPR開始

      19:49 現役メンバーPR終了

      19:50 歓談

      20:15 若い我等斉唱

      20:18 一発締め        1988年度ご卒業 澤田隆一先輩

      20:21 特別会員退場

      20:29 閉会

 

 

【事業実施による効果】

(1)懇親会では、ゆとりある時間設定の中で現役メンバーの配膳協力をいただいた事で、シニアク ラブ会員の皆様と和やかな雰囲気で創立記念のお祝をする事が出来ました。

(2)現役メンバーによるPR時間を設ける事で、開催を間近に控えた「第25回国際アカデミーin札幌」に向けた現役メンバーの意気込みや、先輩諸兄が永きに亘り培ってきて下さった伝統が国際事業を行う上で重要な礎となっている事への感謝をお伝えする事が出来ました。

(3)60年の歩みパネルを会場入り口に設置する事で、永きに亘る社団法人札幌青年会議所の歴史を多くのシニアクラブ会員に振り返っていただく事が出来ました。

 

【運営上の問題点】

(1)開催当日、備品搬入などに手間取り全体リハーサルに十二分に時間を割く事が出来ず、定刻に登録を済ませていただいた現役メンバーに対する説明が不十分となりました。

(2)セレモニー登壇者への指示が札幌JC発信委員会内で徹底出来ておらず、開会直前に担当者の変更を行うに至りました。

(3)第一部プレゼンテーションでは、表現すべき内容を的確に映像化し切れず、本年度の運動を参加者に明確にお伝えする事が出来ませんでした。

(4)シニアクラブ会員の参加人数を100名で試算していましたが、事前のお声掛けに成果が伴わず実参加数が65名に留まりました。

(5)シニアクラブ会員と三役を同席にしましたが、その役割が創立を鑑みたシニアクラブ会員との歴史を振り返る事、もしくは「第25回国際アカデミーin札幌」におけるPRをメインとするのか等の方針が不明瞭であった事から、懇親の時間をより有意義にしていただく事が出来ませんでした。

(6)例会名看板の文字が会場に見合うサイズではなく、会場全体の雰囲気づくりに上手く繋げる事が出来ませんでした。

(7)「第25回国際アカデミーin札幌」のPRを懇親会の間に設定した事から、例会全体の流れを妨げてしまいました。

 

【今後の課題】

(1)現役メンバーに事前リハーサルへの参加を要請する場合は、十分な時間を取る事が出来るようスケジュール管理を徹底する必要があります。

(2)メンバー自身が修練や奉仕の意味を十分に理解し、セレモニー登壇をする場合は事前の練習を十分に行っていく必要があります。

(3)事業や運動について映像で表現する際は、その内容や骨子を明確にする事はもちろんですが、ナレーションや字幕を入れる等の工夫を行い、視聴者の目線に立って分かりやすい制作に努める事が重要です。

(4)本例会に限らずシニアクラブ会員をお招きする際は、常に丁寧で親切な電話掛けをスケジュールにゆとりをもって計画的に行う事が大切です。

(5)シニアクラブ会員との懇親を含めた例会では、現役メンバーの役職や委員会毎の役割や目的を明確にする事が必要です。

(6)例会時に掲げる看板は利用する会場を十分に考慮し、事前にサイズなどを入念に確認する必要があります。

(7)当日のスケジュールは、より良い例会の流れを組む為にも臨機応変に対応する必要があります。 

 

【委員長所見】

 本例会は、1951年6月に創立された私たち社団法人札幌青年会議所の創立記念を祝う例会であり、正会員だけではなくシニアクラブ会員が一堂に会し開催されます。本年度は、7月に「第25回国際アカデミーin札幌」の開催を控えていた事から、その内容の進捗状況の概要説明のほか海外デリゲイツをホームステイで受け入れていただくホストファミリーの募集のお願いなど、中期的な運動の展望を示すだけではなく直近の事業について正会員からシニアクラブ会員に向けてご披露する場とさせていただく事が出来ました。もちろん、来場の全メンバーで「若い我等」を斉唱するなど創始の精神を忘れる事無く次の世代へと繋いでいく大変重要な例会とさせていただきました。

 どんなに強い意志で明確な目標を唱えても、必ずしも結果が伴うとは限りません。しかし、先輩諸兄も常に時代という荒波の中から不屈の精神をもって様々なまちづくり運動を展開してきました。現代は経済にせよ人間関係にせよ特に疲弊してきていると言われておりますが、幾多の困難にも立ち向かい61年の歳月を積み重ねる事が出来た歴史に背を向けず、決して時代の流れを言い訳にする事無く、誰の為に何を実践しなければならないのかを真摯に考え、まちづくりの主体者として今後も精進していく所存です。

  

   【別添資料】

   事業の様子.pdf