一般社団法人 札幌青年会議所

　ホームページを見て青年会議所とはどういう組織だろうと気になっていたところに、同業の先輩から丁度説明を聞く機会をいただき、同世代の仲間がたくさんできる、また刺激を受け自身が成長することができるというお話を聞くことが出来ました。その結果、自分自身も入会を決め、札幌青年会議所という組織で新たな自分づくりにチャレンジしてみようと思い入会をさせていただくこととなりました。

　士業という、業務的な部分の多い仕事をしていますのでなかなか気持ち、感情の部分で仕事をすることが少ない仕事でしたが、ＪＣに入ってから人と人とのつながり、大切さを改めて感じることができ関わる方に改めて感謝する機会が増えました。

　何事も、どこまでいっても、ひと対ひとであるということ。自分で行うことには限界があり、限界を超えるためには、周りの人々の協力が不可欠です。自分が突き抜けていくためには、人のつながりが大切であることを学びました。また今年度委員長という大役を与えていただき、委員会を運営することはもちろんのこと、札幌青年会議所という大きな船の一部分の舵取りを任せていただいている責任ということと向き合うことによって自己の責任を全うするという意識がより強くなったような気がしています。

仲間と一緒に事業などをやり遂げた際の達成感がやはりＪＣの醍醐味ではないでしょうか。また、北海道地区協議会や日本青年会議所など出向することもできるので、そこで築いた全国各地の青年会議所の仲間は一生の宝物になると思います。またＪＣは単年度制ですので、毎年委員会メンバーがシャッフルされ新たなメンバーと出会うことが出来ます。一生に一度しかないその委員会メンバーとの一年間を楽しむことでたくさんの旅の思い出や事業の思い出を作ることができたことがＪＣに入って本当によかったと思うことです。

　いかに、限られた時間の中で、家庭と仕事とＪＣを両立していくかということ。また、リーダーとして周りのメンバーにいかに動いていただくかということについて、常に苦労しております。委員長になってからも委員長は委員会のトップでありながらも、メンバーがいなければ委員会は運営できませんから、常に感謝の気持ちを持ちながら先導していかなければいけませんのでその部分が一番苦労している部分です。このような課題を与えてくれることもまた自己の成長につながると思い、ポジティブにとらえるようにしています。

家族にも仕事にも常に感謝の気持ちで接することですね。大変なときほど「ありがとう」の気持ちを忘れずに接していけたらと心から思っています。家族にはなかなかＪＣの事を理解してもらうことは難しいですが、４０歳までしかないこの時を全力で駆け抜けたいという想いを伝えて理解してもらっています。

　２０１１年に入会してはや５年になりますがいまだにマンネリ感もなく日々気づきと学びがあります。自分の世界を広げられる一番の組織であると私は思います。サッポロという日々暮らしているまちを改めて魅力あるまちにするために、私たちになにが出来るのかということと、また青年経済人としてどのようなメッセージ性をもった活動ができるのかということをまだまだこれからも掘り下げていきたいと思いますので、ぜひとも一緒に頑張っていきましょう。