五月「地域の絆創造」例会開催のご報告
5月25日(土)、共済ホールにて五月「地域の絆創造」例会が開催されました。現在の地域社会では当事者意識の希薄化が進行し、子ども達が健やかに育つ環境の脆弱化を招いています。その原因として考えられるのはインターネットの隆盛による価値観の変化やライフスタイルの多様化、核家族化に伴う無縁化の進行、行政が担うべき地域課題の複雑化と対応力の低下などが挙げられます。このような背景を踏まえ、当会議所は、講師に直木賞作家の志茂田 景樹氏をお招きして、人とひととのつながりについて自身の体験談を踏まえたお話しや、絵本の読み聞かせをしていただくことで、地域社会への帰属意識を醸成し、愛着を育むことで積極的に互いのつながりや絆の構築を行うことの重要性を認識していただくために例会を開催いたしました。当日はオープン例会ということもあり多くの一般市民や家族連れの方々にもご参加いただきました。今回の例会を基に人々のつながりが生まれ、価値観や経験を共有し、精神的な結びつきを多くの人々と共感することで絆が育まれ、明るい豊かな社会が実現されるように日々邁進いたします。