「近所に泊まろう!地域ホームステイ体験版」開催のご報告
2010年7月1日から3日までの間、札幌市本町小学校・近隣エリアにて、「近所に泊まろう!地域ホームステイ」が開催されました。
地域ホームステイとは、札幌市では初めての取り組まれたもので、子どもたちが親元を離れ、他人の家での生活の中で日常生活の基本を自分自身で行いながら学校に通うという事業内容です。
近年、少子化や高齢化社会が進む中で、失われつつある「地域コミュニティ」を高めることは、地域全体で子育てに取り組むことにもつながるとともに、子ども達の社会性、協調性を伸ばし、「生きる力」を育むことが期待される事業であります。
事業自体にも大きなコストをかけずに取り組むことができ、既に他の都道府県では多くの実績と、すばらしい効果が出ており、継続事業化することで、15年以上取り組まれている地域もあります。
他の都道府県では、地域住民からの強い要望が実現し実施に至り、今日まで継続しているということは、子育てにとって非常に有効な手段であり、かつ地域コミュニティを高めることにより、お互いが顔見知りになり、地域全体で子育てを行える大きな利点があるとともに、子どもたち自身にも、感謝の心や、社会性や自立心の育成にもつながることから、本事業をきっかけに、今後推進されていくであろう事業になると確信しております。
実際に事業に参加した子どもたちは、たった三日間のホームステイでも、本当に有意義に、そして成長を感じることができ、仮親となっていただいた方たちからも、大変喜ばれることになりました。
この結果については、8月1日(日)ホテルさっぽろ芸文館(旧厚生年金会館)にて13:00から開催される八月「子どもの心育成」例会でも詳細を伝えさせていただきますので、ぜひ皆様にもご参加いただき、どんな事業なのかを知っていただければと願っております。 参加お申し込みはこちらから>>
また、この例会当日では今後同事業を行いたいという地域の皆様へ、くわしいご説明も行いますので、ぜひご参加ください。