新年のご挨拶

2009年度社団法人札幌青年会議所
理事長 佐々木 和宏

 

 新年明けましておめでとうございます。
2009年度(社)札幌青年会議所第58代理事長を務めさせていただきます、佐々木和宏でございます。
年頭にあたりまして一言ご挨拶を述べさせていただきます。
 現在、我々が住む地球上では世界的な人口の増加による食糧不足や自然環境の破壊、また、米国のサブプライムローン問題に端を発した金融危機はさらに深刻 化し、世界経済成長も著しく減速するなど、様々な問題が起こっております。北海道、札幌を取り巻く経済環境においても、公共事業の減少や個人消費など需要 が落ち込みむなど、依然と厳しい状況にあります。国、地方を問わず未来へ向けて非常に困難な問題を多く抱え、我々は不安を抱きながら日々を過ごし、将来に 確たる見通しが持てない状況が続いています。しかし、こうした困難な時であるからこそ、この地域(まち)を愛する多くの人々の英知と勇気と情熱を結集し、 新しい未来を切り拓いていかなければならないと考えております。
 戦後の混乱期に創立された青年会議所は、日本の、地域の復興を目指す若者が主体的に創り上げた組織であります。先達が築き上げた創立の精神に今一度立ち 返り、新しい未来を築き上げるためには、我々メンバーが率先して運動を展開していかなければならないと考えております。我々が目指すまちづくり運動の方向 性を明確に示す中で、共感していただく多くの方々と連携し効果的な運動を展開することで、札幌を明るい豊かなまちへ、新たな未来へと導いていく所存でござ います。
新たな幕を今まさに開けた2009年度、私たちが掲げるスローガンは「誇り高きリーダーとして!〜愛する地域(まち)にできること〜」であります。
 先行きが見えない厳しい経済状況の中、明るい未来を切り拓いていくには、我々JCメンバーを含めた青年経済人が自らの資質を向上させ地域経済へ元気を発 信し、経済をより発展させることが必要不可欠だと考えております。行政、企業、各諸団体の皆様との協働関係を更に強固なものにし、より拡がりのある市民主 導のまちづくり運動を推進していきます。
 本年も皆様からのご支援ご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願いを申し上げます。
最後になりましたが、本年も皆様にとりまして素晴らしい一年となりますよう心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

 

2009年度社団法人札幌青年会議所
  第58代理事長 佐々木和宏

  

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